自己紹介

シーカヤックは人生を豊かにしてくれる趣味であり、キーワードは『非日常』

僕は20代の後半からシーカヤックをはじめました。
その時代にはアウトドアに深く興味はありませんでしたが、日ごろからつまらなくって何かをしたいって思いは強くあったが、漠然として過ごしていました。

カヤックとカヌーの違いって

シーカヤックとは名前の通り「シー」が付いているので海で乗るカヤックのことを言います。
「カヌーって良く聞くけどカヤック」とはどう違うのかな?
カヌーという言葉が一般的にあるって思われる方も多いと思います。

本当に簡単でパドルで形状によって呼び名が変わります。
パドルとは、艇を動かす為に水を漕ぐ為の道具を言いますが、

カヌーはパドルのプレート(水に触れる部分)が、片方だけのもの
カヤックはパドルのブレード(水に触れる部分)が、両方にあるもの

という風に考えるのが一般的かと思います。

外洋なども漕げるシーカヤック
釣りなどにも使えるシットオンカヤック
急流などを下るリバーカヤック
ダム湖などゆっくり漕げるカナディアンカヌー
組み立て式で持ち運びしやすいファルトカヤック
空気で膨らませて使いやすいインフレータブルカヤック

いろんな種類のカヌー、カヤックがあるので、ご自信がやりたいことを踏まえた選択が必要です。
安いものではないので全ては買えないし、保管場所の問題もありますので慎重に検討してくださいね。
ほんと結構高いですが、安物で変なものをつかむよりはしっかりしたメーカーのをオススメします。

僕とカヤックとの出会い

最初にカヤックと接したきっかけは、20代前半に川でカナディアンカヌーやリバーカヤックを体験して楽しかった覚えがあります。

最初はシーカヤックではなくリバーカヤック、、、、川のカヤックなので上流から下流に向かって漕ぎ進んでいくのですが、川には浅くなり、流れが速い瀬というものがあるので、コースや細かいパドル操作などが必要でスピードが出て、岩場などにぶつからないよう操っていくのはめちゃくちゃスリルがあります。

その頃は、車に夢中だったのもあり、財政的にも余裕がなかったことから気になりながらも時間は過ぎていきました。

数年が経ち、趣味という趣味がない中で、どこか忘れたが、地域新聞で見つけた三重県の志摩自然学校が主催するカツオシーカヤックツーリング募集の記事を見て、カツオのたたきを自分たちで作って食べれるツアーってことで、おいしそうやなと思い、不純な動機で参加したのがきっかけです。

おいしかったなぁ~という余韻が楽しくって、その後も、マツタケシーカヤックツーリングなどにも参加していくうちに今の自分のスタイルである

「食べる」+「漕ぐ」=「太らない」

数式が出来上がりました(笑)
運動した分は食べても相殺ってことです。

というか、帰りにスイーツなど食べる要素が年々大きくなってきて、漕ぐ距離が短くなってきておりますが(汗)

三重県は全国でも屈指のシーカヤックのフィールドです

マイシーカヤックが欲しくなり、いろいろ情報収集をしました。
カヤックは超マイナーなスポーツではありますが、全国にはシーカヤックをしている人のサイトも多くって、情報を集めるのはそれほど難しくはなくって、ブログなどでツーリング等の記事を書いている人も非常に多かったので、更に物欲は強くなってきました。

僕は当時は三重県明和町に住んでいたんですが、近くには全国的にも有名なガイドのパドルコーストの吉角氏と小山ハウスの森田氏などがおり、週末になるとシーカヤック体験に出かけていました。

三重県はシーカヤックのフィールドとして全国でもめちゃくちゃ良い場所で、伊勢志摩の英虞湾のリアス式海岸や透明度の高い海、鳥羽市のグルメ島渡りツーリング、紀北町の無人島渡りキャンプ、熊野市の太平洋の荒々しい洗礼などなど、特に現在の僕が住む松阪市からはどの方面に行っても1時間~2時間以内にはどこかの海に行けることからいろんなステージを漕ぐことが出来る贅沢なところに住んでいることを知りました。

その中で、問題発生。
自分が漕いでいるにも関わらず、だいたい1/2の確率で船酔いをしてしまい、吐きながら漕ぐという地獄を味わうを繰り返し、購入に対しても悩んで悩んで考え込みました。
でも、酔い止め対策を徹底的し、数をこなすことで慣れ10/1ぐらいまで、少しずつ改善することに成功しました。

僕の性格上、欲しくなったら最後。
嫁さんに毎日「欲しい」「ダイエットに良い」「最初だけしか金かからん」「絶対痩せるで」などなど、呪文のように唱えていると、3週間ぐらいを過ぎるとあまりに嫌すぎて、まいったということで購入オッケーをいただきました!!!

僕の愛機はパドルコーストのNAGI(ナギ)

全国にはいろいろなカヤックビルダーがおり、魅力的なシーカヤックを製作されていますが、やっぱり三重県を代表するパドルコース(現状は営業していません)のプロカヤッカー吉角氏×船渡夢のビルダー豊島氏のタッグが扱っているNAGI(ナギ)に惚れて購入することに・・・・。

まぁ、実は太りすぎているので他の艇で太ももが窮屈で、一番ラージサイズのNAGI(ナギ)を購入したって理由もあるんですが、長い艇長で安定した巡回速度と安定感は抜群で、荷物もいっぱい載るのでキャンプなんかにもぴったり

で購入したのは正解でした。
シーカヤックを始めるために、カヤックとパドルを初めとして、もろもろ揃えると60万ぐらいかかってしまった~。

こりゃあ酔ったなんか言っておらず、一生楽しまないとダメですね。

ちなみにデザインは、誰かと同じ色合いは嫌なのでオリジナルのオレンジ×ブルー。
凪の名前の通り、ブルーな海と夕日が沈むオレンジ。
夕凪をイメージしたデザインで、めちゃくちゃ気に入っています。
※まさかのデザインもろかぶりの艇の方に出会ってしまったのでショックですが・・・。

シーカヤックの魅力って

『非日常』

これに尽きると感じます。
やっぱり、大海原に漕ぎ出して、海抜0メートルからの目線や海の上に長さ5m強、幅50cm程度の小さな艇で浮いているって考えてみるとめちゃくちゃ怖くないですか?

普段は深く考えていませんが、自然を相手にするアクティビティなので、風も波の影響はもちろんのこと、水深は数m~数10mあるところを人力だけで漕ぎ進んでいくこと。
中でも、以前も尾鷲市で大型のサメが網にかかっておりましたが、可能性は0%じゃないってことを考えるとめちゃくちゃ大冒険ですよね。

普段の生活の中では得られない、非日常というのが刺激となって生活にハリを与えてくれています。

個人的な考えですが、シーカヤックを漕ぐことだけに特化してしまうと、非日常ではなく。
あくまでも、漕ぐことはアウトドアスポーツのひとつとして考え、そんな中で、無人島や無人の浜へ向かってキャンプ

や海にある洞窟に入る、海辺の美味しいものを食べに行く、シーカヤックマラソンなどで距離・タイムを競い、自分で

限界を試すなどいろいろな楽しみ方が出来ます。

シーカヤックで

「漕ぐこと」×「目的」=「非日常」

漕いで目的を達成した時の達成感と心地良い疲労感の帰りの運転も充実感ありますね。
ただひとつ嫌なことは、家に帰ってからの後片付け。

これだけはなんとかならんものかと。

シーカヤックはめちゃくちゃマイナーなので、近隣でも一緒に遊んでいただける方は少ないです。
でも、マイナーだからこそのカヤッカーの皆さんとの関係性は凄く居心地が良くって楽しんでます。

最近では南の海を漕ぐ機会があって、、、、

より刺激のあって

よりキレイな海へ

中毒のように新しい海を漕いでみたい衝動に駆られます。

さて、次はどこへ行こうか!!!

海でクジラやイルカにあうのが夢ですよ。

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