桜のシーズンを過ぎて、だんだん暖かい気候になってきて、いよいよアウトドアシーズン到来。
4月に入ってカヤック頻度が急上昇しております。
ゴールデンウイークを前にカヤックキャンプツーリングにお誘いいただいたので参加させてもらうことにしました。
ノープランというか付いていくだけなのでいつも気楽で参加させてもらってすみません。
今回のスタート地点は南伊勢町田曽堤防です。
浜島の近くなんで結構時間がかかると見越して早めに松阪市を出発し、旧23号線からサニーロードで南伊勢町へ向かいます。2時間強はみていたんですが、だいたい1時間30分ぐらいとスムーズに到着できました。
カヤックでキャンプをする時に、いっつも困るのがパッキング。
日帰りのツーリングならば、持っていくものもそれほどないんですが、キャンプとなると食事や服、その他もろもろ快適に過ごすための装備が必要になってきます。
アウトドアされている方は道具にこだわりが強くって、次から次へと皆さん購入されており、金持ちやなぁ~とうらやましい視線でいつも見ています。
1流メーカーのものは買えないので、安いメーカーのを細々と使用していますよ。
格好もポロシャツなどカヤッカーらしからぬ服を着てます。
カヤックのハッチって奥行きもあって、意外と荷物は載るのですが、何も考えずに購入した寝袋やテントなんかが入りにくくって後悔だらけです。
一緒に行く皆さんも思い思いのものがあるので、荷物を入れる前に並べると入るのか?って自問自答しています。前後左右の重さなどの配分を試行錯誤しつつ、最終的には入れているんで、パッキング上手ですね!!!
目次
出艇場所の南伊勢町田曽堤防はこんなとこ
出艇場所の堤防は田曽という集落の一番奥になります。
立派な堤防があることから多くの釣り客で賑わっています。
出艇場所の近くには駐車スペースもあるのと、カヤックの運び込みも勾配もなくって快適です。
それにしてもしっかり整備されている公園のような場所で、普段の散歩やぼーっと海を眺める場所としても凄く良い感じです。
海へも階段のようになっているのでカヤックも下ろしやすいし、波も入らない入り江になっているので出艇もしやすい場所ですね。
今回はキャンプなので、荷物が大量で重たいことを考えて浜の方へ艇を持っていって、パッキングして出艇する形だったんですが、大潮だったのもあり、一気に潮がひいて岩場があらわれ結局遠くなってしまいました。
結局、重たいカヤックをつって移動させることに・・・・・
本日のルートの説明をしてもらって準備完了。
めちゃくちゃ快晴で最高の天気に恵まれています。
それでは南伊勢キャンプツーリングへ出発
まったく波などもないので乗るのも簡単。
この辺りの水は透き通っててきれいですね。
という訳で、堤防沿いを出発。
左手の宿田曽漁港の防波堤の先端に見える赤い灯台を目指します。
灯台の奥が防波堤の切れ間なのでそこから五ヶ所湾に入ります。
早速、右手にある岩場に入ると程よい隙間を見つけて車校?のようにクランク?など進んでいきます。
唯一つ違うのは波など水の流れ、浅瀬や岩の場所を見極めて進んでいきます。
前を行く上手な方の後ろを付いていけば大丈夫なんですが、たまに素人には厳しいルートがあるので自分の実力を考えて判断して、、、自分の技術は何も信用していませんし、カヤックは臆病なぐらいが一番良いという自分の決め事です。
そんなこんなで、まわりの船などを気にしつつ向かいの相賀浦まで湾を横切ります。
ひたすら漕ぎ続けて行きますが、ちょっと風は強めですね。
ロックガーデン漕ぎとキャンプ地探し
迫力のあるロックガーデンが連なっており、お約束の穴を見つけるととりあえず覗く。
止ノ鼻の洞門はちょっと細すぎるかなぁ。
近くまで行くと絶壁というかめちゃくちゃ存在感があるんです。
僕も少しだけ覗いてみました~ゴーって音が聞こえます。
これぐらいナギなら良いんですが、波が流れ込んでいると吸い込まれてしまうことも。
この辺りの水は透明度が高くって良いなぁ。
ところどころ抜けている穴を発見するんですが、波が入ると完全にふたされてしまったり、中が洗濯機のようになってます、、、、頭打ったり無理をしないようにせんと。
更に島ずたいで進んでいくと、奥に光が見えるがここに入ったら多分終了~。
ここも入り口の白波がやばすぎる。
少しこの当たりはウネリが入ってきていますね。
という感じで距離を漕がずに、岩肌を隅々まで見て今日のキャンプする浜を物色
ここにもある
ここにもある
悩めるだけ贅沢なフィールドです。
そして、キャンプ候補地の1つである塩竈浜へ向かうと、三重県ではないぐらい一気に薄い空のブルーと海の濃いブルーの光景が見えてきました。
今まで三重の海では見たことのないような色合いで、鮮やか。
けらまブルーとはまた別のブルーなので南伊勢ブルーとしておきましょう。
まだ、先にも良い浜があると思い西へ進みます。
湾内とは違ってさすがは熊野灘の片鱗を見せるウネリがはじまり、、、、
赤石鼻をを越えるころには周期の短い波や三角波により必死。
最近はウネリを全て避けて漕いできただけに久しぶりに冒険してる気分
緊張感を持ちつつも少し高揚してきますね。
結局、先にある浜には大きな波が流れ込んでおり、降り沈回避できそうにありません。
キャンプの荷物ものっていることから、先ほどの塩竈浜へ戻ります。
更に風も強くなり、横波を浴びながらもくもくと漕ぎました。
南伊勢ブルーの浜の塩竈浜へ帰ってきました。
ある一定の場所を過ぎると鮮やかなブルーに変わります。
少し波があり、上陸しにくいですが無事に到着。
いや~砂浜ではなく、程よいサイズの石で過ごしやすそうな浜です。
こうやって、5艇並んでいるのもなんか良いショット。
オールセブンイレブンでお手軽ランチ
カヤック時の食事がパスタやうどんでマンネリ化してきたので、その日のコンビニで売っている材料で料理をしようと考えて本日のランチはこれ。
家にあった大き目のフライパンを持ってきたので料理の幅が広がります。
まずはサラダチキンを細かくし、
値下げしたて黒ゴマ参鶏湯(さむげたん)の素と混ぜて、
少し煮込んで塩むすびを投入すると
はい完成!!!
泥のようでまったく映えない黒ゴマ参鶏湯です。
あまりのビジュアルに見られるが恥ずかしいので隠し隠し食べてました。
味はゴマの風味、味がしっかりでおいしいんですがね。
食後は贅沢に頂き物のドリップコーヒー!!
カップ忘れたので鍋で~海を見ながらいただくコーヒーは最高ですね。
遅めの昼食を終えて、各々にだらだら過ごす。
天気も良くって、波の音が心地よく小一時間、、、もっとかな?
昼寝してました~何かやりたい貧乏の自分にとって、こんな昼間から何もせずに寝てるなんて逆に贅沢ですね。
南伊勢ブルーの海を見ながら塩竈浜で焚き火キャンプ
少し落ち着いたのでテントを設営します。
という訳で無事完成!!!
ソロ用のテントなんで建てるのも簡単なんですが、いっつも固定するのが苦手で、ペグは形だけで、中に荷物を放りこんで重さで飛ばされないように。
本日のテント村です、、、皆さんは僕が寝ている時にすでに完成済み。
テントを建て終わる頃には、焚き火の準備も全部してもらっていました。
風もあるので巨木の裏というベストな場所で焚き火開始!!!
今までにないぐらいの流木が豊富な浜なので集めるのも苦労しませんし、しっかり乾いており燃える燃える。
夜は炭水化物を控えようとまたまたオールセブンイレブン。
冷凍の肉入りカット野菜をただ焼く!!
ただし、調味料がないので少し味気なくってしまったが減塩ってことで。
あとはおでん。
具沢山なんで腹にたまります。
食事もコンビニで事足りるので楽ですよね。
皆さんも各々に
ミニ焚き火台を試したり
こだわりの調理をしたり
快適スペースを構築したり
こだわりを感じますね♪
この日はほぼ満月。
海に出来る光の道が神秘的ですね。
※写真が下手糞ですが。
焚き火は更に盛り上がり、少し風も吹いているので体を温めてくれます。
炎がなんか顔みたいになってる。
時間はふけていきました。
テントで読書してたらウトウト~就寝したのは10時ごろと少し早めではありますが、明日もありますので。
出艇の時の波がおさまっていることを願って・・・・・。
本日の距離は11.71km
コースはこんな感じです。
https://www.nakasete.com/minamiise-kayaccamp2/