新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
元旦は定番の初日の出プチ登山です。
2時間弱ぐらいで行けて、体力づくりにはちょうど良いのと頂上からの展望が良いのでお手ごろな山ということで良く行きます。
登山とハイキングの真ん中ぐらいの山になりますかね、、、、。
普段から僕らは白米城と呼んでいるが、本当は阿坂城というのが正式みたいです。
松阪ICから、車で10分程度の浄眼寺が登山口となっており、標高300mあまりの山頂に築かれた山城です。
カーナビの設定は「浄眼寺」が一番分かりやすいと思います。
■浄眼寺
住所 松阪市大阿坂町1180番地
電話番号 0598-58-2637(浄眼寺)
道なりにくると正面に浄眼寺が見えてくるので、その右手が駐車場になります。
駐車場は10数台駐車スペースがありますが、この日に限っては登山客が多いので、AM5時ぐらいに来ておかないと確実に駐車するのは難しいかと思います。
駐車場に駐車できない場合は、道路の路肩に駐車していますが、民家もあるので迷惑をかけない場所にしておく方が良いでしょう。
下山した頃にはかなり、遠いところまで車が止まっていました。
駐車場にはトイレもあり、途中・頂上にもないのでここで済ませましょう。
白米城(阿坂城跡)って
駐車場にあった阿坂城跡の説明板から
阿坂城跡(あざかじょうあと)(史跡指定面積 165,547平方メートル)
標高300メートル余の山頂に築かれた山城で、南北300メートル、東西150メートルの範囲に及ぶ。南北二つの郭(くるわ)からなり、北郭を椎ノ木城(しいのきじょう)、南郭を白米城(はくまいじょう)とも呼び、台状地を中心に堀切り、土塁等が配されている。
阿坂城は、文和元年(1352)の南北朝の争乱を伝える資料に初めて登場するが、もっともよく知られているのは応永二十二年(1415)に北畠満雅が足利幕府軍を迎え撃った戦いである。籠城する満雅は、馬の背に白米を流して水があるように見せて、水断ち作戦に出た幕府軍を欺き撃退したと『南方紀伝』(江戸時代初めに成立)は伝える。
その後、永禄十二年(1569)、大河内城に拠る北畠具教を攻略するため、織田信長は大軍を発し、先ず北畠の重臣大宮氏の守る阿坂城を攻撃し、落城させている。その後は、使用されることなく廃城となる。
白米城の由来も調べてみると、北畠満雅が築いた城で、敵軍に水を絶たれた時に馬の背に白米を流して水があるように見せて敵をあざむいたことから“白米城”という名が付いたそうです。
全国に100ヶ所くらいある白米城伝説で、この阿坂城が発祥の地であるといわれているそうです。どこでもそう言っている気はしつつ。
ハイキングコースマップは白米城(阿坂城跡)ろ周辺地域をまわるルートとなっています。
白米城(阿坂城跡)を登る
登りはじめの時間帯は、日の出を迎えていない為、写真撮影が出来なかったので下りて来る際に撮影して写真になります。
あと、あまり見所がないので写真中心になります。
登山口入り口には、木の杖も設置してあり自由に使うこともできます。
必ずもとある場所に戻してください。
あと【絶対に白米城(阿坂城跡)の登山についての注意】は見ておいて下さい。
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●国指定の史跡です。花や樹木は大切にし、ごみは必ず持ち帰るなど史跡の保全に心がけましょう。
●ここは、遊歩道です。車・オートバイ・自転車の進入を禁止します。
●火災のおそれがありますので、タバコやたき火等は禁止します。
●道路以外ののり面を登り降りしないで下さい
(土塁がくずれる原因となっています。)
松阪市・松阪市教育委員会・大阿坂町自治会
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では、登山道に入ります。
スタート地点看板には
【白米城跡⇒あと2.1km 40分】
まず最初が一番勾配のあるコンクリートの道です。
出だしなのもあるが歩きにくいのもあり、ここが一番きついです。
少し歩くと、舗装路ではなくなり地道となるので歩きやすくなります。
白米城跡(山頂)、浄眼寺(スタート地点)、小野町と3方向あり、小野町という別の集落からの登山道と合流します。
ここからは、広くなだらかな登山道なので歩きやすい。
最後までこれならいいのに。
程なくして
看板には
【白米城跡⇒あと1.4km 30分】
少し勾配もある登山道に変わってきます
途中で、大杉という看板があります。
降りてもいいんですが、登山道からもひときわ存在感のある杉が見ることが出来ました。
看板には
【白米城跡⇒あと1.1km 20分】
このあたりでだいたい半分やってきました。
途中には、木の名前なども紹介する看板もあります。
少しづつ勾配もきつくなってきて、
タイミングの良いところで休憩のベンチがある、、、ありがたいです。
看板には
【白米城跡⇒あと0.6km 15分】
頂上まではもう少し。。
ここで薬師寺コースと合流します。
木に囲まれた登山道から空が見え出す、、もう少しです。
白米城跡⇒あと10分
浄眼寺⇒30分
ラストスパート!!!
看板には
【白米城跡⇒あと0.4m 10分】
さっきも10分???
山あるあるのまた10分で心が折れる人もいますよね??
山のもうつく詐欺と一緒です。
やっと景色も変わって山の法面が見えてきた!!!
急な下りの道です~階段とロープを張ってくれてあるので助かる。
でも、山登りで下りって理不尽ですね。
最後の登りで
登りきったところ
最後の階段を登って
到着しました!!!!
※雑な流れですみません(汗)
白米城(阿坂城跡)で初日の出
頂上に到着したころはまだ薄暗くって、夜景がきれいです。
すでに、多くの人が初日の出を見るために場所取りをしており、僕らも最前列をゲットすることが出来ました。
ここから1時間弱はひたすら待つことになりますが、白米城(阿坂城跡)の頂上は360℃の展望がある分、風をさえぎるものがありません。
日の出まで待つ時間はかなり体が冷えるので防寒はしっかりしていく必要があります。
特に、汗をかいていると一気に冷えだすので、対策だけはしっかりしていってください。
となりの人のコーヒー、ラーメンなんかうらやましすぎる。
だんだん赤くなってきて
おおおぉぉ(歓声がおこる)
光が差し込みだし
顔を出します
もう少し
キター!!!
今年の初日の出が一番ってぐらいキレイ
毎年そう思うけど
暖かい朝日を浴びて1年がスタートします。
白米城のシンボルの石碑も神々しく輝いています。
今年もみんなが健康で幸せに暮らせますように
幸せな気分になれますね。
※阿坂農地まちづくり協議会様が整備していただいており、快適に登山することが出来ました。ありがとうございます。