イベント・大会

【米原市】琵琶湖周辺で開催された平野ゆかりさん案内の「恋する線路みち」へ参加してきました

なかなかサイクリングに億劫になっていましたが、お誘いいただいて2017年(平成29年)7月17日に開催されたサイクリングイベント「恋する線路みち」へ参加してきました。
このような大きなイベントには参加するのは初めてでしたが、ロードバイクだけじゃなくって、のんびりこぐのと、グルメの要素があるってことで気楽な気分で。

みんなで「マイクリング」しようというコンセプト。

「マイクリング」とは、”マイバラ”と”サイクリング”を合わせた造語で、”My (Pace/Place)”《マイペースで、好きなコースを》自転車で楽しく走りながら、地域の新たな魅力を”Mining”《発掘・発見》したり、新しい”Maibara”の楽しみ方やブランドを創造・提案しようというこころみなんです。

米原駅東口に集合

もちろん、滋賀県はとなりの県なので下道移動がデフォルトです。
滋賀県って比較的、道路が走りやすくって早朝出発するとスムーズに到着できます。
米原駅東口のまわりには駐車場が結構あるのでそれほど気にしなくて良いと思います。
1日駐車で駅前で700円ぐらい、少し離れてて安いのが300円。
程よい距離で400円程度なんですが、自転車をのせてあるので少々遠いっていっても何も問題ありませんよ。


駅内には米原駅サイクルステーションが整備されており、レンタサイクルや修理などサイクリストにはありがたい機能を有しています。

それでは「恋する線路みち」出発

マイマシーン

cannondale CAAD8(キャノンデール)準備完了。

ぞくぞくと参加者が集まってきています。

参加人数は大体100人程度というかなり大規模なイベントになっています。
今回の案内役はサイクリングインストラクターの平野 由香里さん。

かわいいイラストで本日のルートを紹介してくれます!!
あとは手信号などのルールの共有などを行いました。

それにしても平野さんめっちゃ元気!!
男性人が多いんですが、なんかみんな元気が出まくってます。

オフィシャルホームページもあるんで興味のある方は
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.yukari-cycling.com/

一度に全員がこぎだすと収集がつきませんので、運営側で何チーム化に分けてサイクリング。
個々に誘導してくれる方がいるので、後ろについていきます。
ちょっと天候があやういんですがなんとか1日もってほしいですね。
それでは出発します。

蒸気機関車避難壕

それではグループごとにスタート。
なるべく車どおりがないルートを選択してくれるのでこぎやすい。
JRの線路の高架下をくぐって、自然いっぱいの田んぼ道をすすみます。
里山の田園風景って何もないのが凄くいい。

蒸気機関車避難壕に到着。

太平洋戦争末期に、空爆から蒸気汽関車を守るために掘られた防空壕なんです。
完成する前に、戦争が終わってしまったので未完成のままで、狭いなぁと思ったら機関車を入れる前で結局使われなかったとか。
非常に固い岩盤で、手作業だった為に完成も遅れたとか。
ゴミ捨て場として放置されていたものを、戦争の遺跡として整備したものなんですって。

入り口は薄暗い感じ、、、

中は歩きやすいように板で歩道を作ってあるのと照明で明るくなっています。
少し湿気のじめっとした空気ですね。

入り口を入って反対側にまで抜けているが、抜けた先に特に何もなかったのは防空壕の機能だけってことなんですね。

こういう物語が分かるとまたいろんなことを感じますね。
入り口に戻ってきました。

ここから、通学路など快適な道を進んでいきます。
こんな細く道ってめちゃくちゃ好きなんです。

滋賀県の地域ブランド 近江真綿

近江真綿は滋賀県の地域ブランド。

この日は日曜日で、工場は稼動していませんでしたが説明だけしてもらいました。

滋賀県の近江市は全国でも有数の真綿の産地で、真綿って蚕のつくる繭を手作業で引き伸ばして、乾燥させてものなんですって。
これをシルクって言うそうで、超高級品じゃないっすか。
手間隙かかるけど、近江真綿で作られた布団やダウンなどは夏は涼しく、冬はあたたかく、吸湿性が高く、やわらかく、軽いなどメリットだらけだそうです。

English Garden ローザンベリー多和田


ローザンベリー多和田で少し休憩。

13hのガーデンには、バラ園とショップ・カフェなどが併設されている施設です。
この当たりは、サイクリングラックが設置されており、サイクリストにも優しい施設です。
花を見るよりだんごで、何か食べるものを物色します。

少し暑くって、甘いものを欲していたので、こちらの名物の「マヌカハニーソフトクリーム(417円税別)」を注文します。


地元の伊吹牛乳をふんだんにつかったソフトクリームはミルキーで濃厚。
ハチミツの自然な甘味がおいしすぎる。

ジェラートもありましたが、この日は濃厚なソフトクリームで正解!
観光でやってきたならバラ園も見てみたかったかな。

名称 English Garden ローザンベリー多和田
住所 滋賀県米原市多和田605-10
電話番号 0749-54-2323
入園料 大人:800円(中学生以上)
子供:400円(4歳以上)
その他:3歳以下無料
※ショップ、カフェは無料
営業時間 10:00~17:00
※冬季期間12月~3月は10:00~16:00
休園日 火曜日(祝日の場合は営業)
サイト http://www.rb-tawada.com/

三島池


緑の田んぼの田舎道サイコー!!
ちゃんと撮影ポイントも教えてくれる。

新幹線が目の前を走っていくのもいい感じ。
早いので撮影のタイミングは一瞬ですね。


そして、三島池で休憩します。
1人パンクした方がみえたので緊急修理。

平野さんの手際の良い修理を見とれつつ・・・。カッコいい☆
クイックショットの便利さハンパない。
やっぱりこれぐらいは軽く出来るようになっておかんとなと反省します。
三島池は、姉川の伏流を貯めた貯水池で、6月になるとゲンジボタルが鑑賞できます。

こんな水鳥を見ることができます。
超人気のグリーンパーク山東横にありました。

道の駅 伊吹の里 旬彩の森


昼食は道の駅 伊吹の里 旬彩の森でいただきます。

普通に売っている、鯖そうめんと山菜ごはんを購入します。
ダブル炭水化物で反省なんですが。
鯖そうめんって、鯖臭そうってイメージがあったのですが、鯖の良い旨みが出汁になって、そうめんが甘辛くっておいしすぎる。
滋賀県の名物やけどどうかなぁ?って思ってましたが、これは予想以上のおいしさ。
山菜ご飯は普通でしたがエネルギー補給完了。

同敷地内には伊吹コーヒー売っていたのでゲット!

甘めで生き返るなぁ。

ここの展望台からは、少し雲がかかっていますが、伊吹山山頂が望めます。

廃線路


伊吹薬草の里文化センターの横に、数十メートルだけ残された線路とホームがあります。
草が生えた雰囲気がなんとも良い感じですね。

なかなか、廃線になった線路って見ることがないので新鮮で、中に立ち入れるってのも良い経験ですね。

という訳で、ロードバイクと写真撮影!!!
写真撮影にはほんと良い雰囲気の場所。


少し移動すると田んぼに「たうら中学校」の生徒が作った絵?

上から見るんですが、この展望台が結構揺れるのと下が見えているので怖い~。

米原市立市民交流プラザ


米原市立市民交流プラザでトイレ休憩と思いきや、結構時間があるんです。

ここでは、今回の恋する線路みちなどの取り組んできたサイクリング事業をプレゼンテーション。
何かを受賞されたそうです。
そのためのスケジュールを調整してたようです。
めっちゃタイトなスケジュールお疲れさまです。
この日は屋内でマルシェが開催されており賑やかでした。

名称 米原市立市民交流プラザ
住所 滋賀県米原市長岡1050-1
電話番号 0749-55-4550
開館時間 9:00~20:00
※金曜日のみ21時まで
閉館日 月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)年末年始(12/29~1/3)
サイト http://www.city.maibara.shiga.jp/

醒井(さめがい)の梅花藻(ばいかも)


醒井(さめがい)という中山道の宿場町にやってきました。

昔ながらの宿場町の雰囲気は歩いて眺めているだけでも価値のある風景。


中山道と平行して地蔵川って、平成の名水百選にもえらばれる居醒(いさめ)の清水(湧き水)によりできている小さな川があります。

この時期は水中に咲く梅花藻(ばいかも)が満開でした!!!
澄んだ川面に可愛いらしい白い小さな花を咲かせてます。
あまり、キレイに写真は撮れませんでしたが、キレイでしたよ!
5月中旬から8月下旬まで花を咲かせ、水温14℃前後の清流にしか育たず、全国でも生育場所が限られています。

醤油蔵 ヤマキ醤油の醤油ソフトクリーム


ヤマキ醤油というお店があり、雰囲気を見ても歴史を感じる建物。

そう、、あの有名なヤマキです!!
ここでは、梅花藻入りソフトクリームや醤油蔵のソフトクリームなどを楽しめます。
やっぱり醤油ソフトクリームが気になるので注文します。
このイベントに参加しているサイクリストさんほとんどが買ってましたね。

なめらか系のソフトクリームではなく、しっかり系のソフトクリーム。
醤油は主張しすぎずまろやかな感じで、みたらし団子を思わせる!!
暑い日だけにめっちゃうま。

中にもイートインスペースがありますが、店の外でのんびり景色を眺めて食べるのサイコー!

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銘菓 泡子堂 (アワコドウ)の六方焼

続いて、泡子堂 (アワコドウ)の六方焼。

滋賀の名物で複数のお店が製造販売しているお菓子です。

こしあんを生地で包んで、黒胡麻をトッピングして焼き上げたお菓子です。

甘めでコクのある、固めのあんこでほろほろ崩れる。

生地はうすくってこちらもしっかりした食感。
おいしいな。

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当分補給完了!
サイクリングには必須ですよね。

米原駅東口へ帰還

そして出発地の米原駅東口に戻ってきました。
9時半ごろにスタートして16時のゴールで、だいたい40キロ弱ぐらいの工程。
これぐらいの距離でのんびりよかったな。
平野さんはじめスタッフの方々のスムーズな案内もあり、1日しっかり楽しめました。


メインで案内をしてくれた平野さんは、数チームをまんべんなく付いてくれて案内してくれました。自転車には専用のスピーカーをつけてガイドしてくれるので分かりやすかったなぁ。
いや~楽しいツーリングでしたよ。

マイクリング・プロジェクトでは、サイクリングの町としていろんなイベントを企画しているのでチェックしてみてください。
https://www.facebook.com/myclingproject

まとめ

メジャーどころの観光地ではありませんが、地元の観光資源を使って、グルメも交えての楽しいツアーでした。やっぱり知らなかったことを知れる楽しさと里山の風景の中をこぎ、程よくおいしいものを食べるっていうのは、ガツガツこぐのが苦手な僕にはぴったり。
特に暑い日ですからね。
1個1個の観光資源などは弱いですが、それをつなげることでひとつのツアーになるんですね。
米原駅は新幹線もとまるので、輪行でびわいちなどする拠点としても抜群です。
それにしても

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