大台町の夏の風物詩、第41回水上カーニバルが2019年(令和元年)8月25日(日)に大台町B&G海洋センターの奥伊勢湖漕艇場で開催されました。
毎年、8月の最終日曜日に開催されます。
ちなみに、奥伊勢湖漕艇場は三重県ないで唯一の漕艇場で、インターハイや国体の県内予選でも使われております。
大台町としても「ボートのまち・レガッタのまち」としてPRしています。
そして、2020年(令和2年)には全日本中学選手権競漕大会、2021年(令和3年)には三重県で開催されるとこわか国体でも会場となっています。
日本一の清流宮川で、ダム湖なので流れもなく穏やかな環境で競技ができるのってありがたいですね。
ちなみに、会場の大台町B&G海洋センターの体育館はリニューアルされてめちゃくちゃキレイになりました。
昨年もチームを構成したものの、天気の影響で中止となってしまい、今年こそはという意気込みでの参加です。
事前に数回練習する予定が、台風の影響もあり1回しかすることができませんでした。
ただ、国体選手に一緒に乗ってもらったんで、嘘のように早く漕げましたし、教え方も上手で、褒め上手。
なんかいけそうな気がしてきます。
水上カーニバルとは
水上カーニバルは、ナックルフォアという5人1組の艇を使用して300mのレースを行います。
漕ぎ手が4人とコックスと呼ばれる舵取り1人の5名で行います。
こんな艇ですね。
進行方向が左方向なので、漕ぎ手は進行方向と逆を向いて、コックスだけが進行方向を見ています。
1人1人漕ぎ方が揃っていれば真っ直ぐ進むが、ばらついたりしてしまうとコックスの舵取りが重要になります。
4チームでレースし、上位2チームが上位へ上がり、下位2チームが下位へ下がっていくシステム。
競技種目は下記の7種目あります。
◎男子ヤングクラス(漕手の合計年齢が140歳未満) ◎男子シニアクラス(漕手の合計年齢が140歳以上) ◎男子熟年クラス(漕手の合計年 齢が200歳以上) ◎女子オープンクラス(年齢制限なし) ◎中学生男子クラス ◎中学生女子クラス ◎小学生クラス(男女混合も可) |
なんとこの大会には全国大会があり、今年は大分県で開催されます。
今回は男子シニアクラス(漕手の合計年齢が140歳以上)と女子オープンクラスの優勝チームということで、僕らは男子シニアで出場なので権利があるはずなんですが、僕だけが町外の人間なんで対象外になるとのこと・・・・。
残念!!って勝ってから言えって言われそう。
あと、このイベントは参加費が無料という太っ腹なイベント。
参加賞にタオルなんかももらえるし、いいのかなぁ。
少しぐらい参加費とってもいいんじゃないかなぁ。
水上カーニバル開催
当日は行いが良いのかめちゃくちゃ良い天気どころか、暑すぎる。
今年は74チームが参加ということで熱い戦いになりそうですね。
開会式から始まり、競技のルール等の説明を受けてレースの時間まで休憩です。
組み合わせ表が貼り出されています。
早速、第1レースから準備に入ります。
パドルの漕ぐ速度よりも、みんなしっかり揃っているチームがスピードにのってますね。
国体のテントブースがあり、ボートのトレーニングのマシーンがあったので体験。
実際のレースの距離300mで体験してみましたが、あまりのしんどさに足がガタガタになる。
年齢の平均値は超えましたがちょっと負荷をかけすぎたみたい。
というか、レースに差し支える疲労感↓
こんな感じで行います。
基準タイム越えたので大台町産のゆずを使ったゆずっこサイダーをゲット!
すっきりした甘さでめちゃめちゃおいしい。
地元のお店もいろいろ出店しています。
放送が入り、選手待合スペースへ。
ここでレースの順番がくるのを待ちます。
目の前が出艇場所になります。
1、2、3、4とレーン数があるのがゴールライン。
300m先の上流から漕いできてここがゴールになるんです。
その陸側にあるのが審判棟です。
という訳で、僕らの順番になったので早速準備。
やっぱり競争前は緊張しますし、実はこのメンバーで漕ぐのが始めてって状態。
これがナックルフォアって艇で、しっかり足をベルトで固定して
お尻の部分が動くので、その反動で漕いでいきます。
ダム湖に出ると、う~ん宮川上流に向かって絶景です!!
が、、、さえぎるものがなくってとにかく日が強い。
とにかくスタート地点に到着するまでに皆でタイミングを合わせる練習。
ナックルフォアのパドルって、水中への入れ方が難しくって、深く入れすぎてしまうと抜けずに「腹切り」っていうんですが、思いっきり腹にパドルが入ってしまって痛いんです、、、水の抵抗があるのでなかなか抜けずにスピードダウンしてしまうんでこの辺の操作が難しいですね。練習不足なんでよくやってしまう。
怒られそうですが、スタート地点に到着し、写真を撮影してたらスタートがかかって、焦る前の写真です。
ちょっとハプニングがあって、初戦はダントツの最下位。
焦りでバラバラになってしまいましたよ。
タイムは【2分43秒24】という結果に・・・・・。
これって多分、全体のタイムで一番悪いのでは?!
ということで、下位2チームなので敗者トーナメントに進みます。
ただ、次のレースで上位をとれば敗者復活で準決勝に進めるんです。
紙ふうせんのお弁当を食べてエネルギーチャージ。
ここのおかずの手作りの味付けがおいしいんです。
そして、第2戦目。
スタート地点に出発~。
実は、一番レースで時間がかかるのが、全ての艇がスタート地点に並ぶまで。
学生さんが暑い中、ずーっとボートにのって支えしてくれてますが大変やろなぁ。
今度はスムーズにスタート??!?
って思いきや、なぜか横の艇はスムーズにずっと先に~。
最後の方はスパートもかけましたが差は縮まらず最下位。
【1分56秒49】というタイムは結構下位タイムでした。
これで僕らの水上カーニバルは終わりです。
全て終わってしまったので、クールダウンのカキ氷。
そして梅ジュース。
運動した後の冷たいものはおいしすぎる。
終盤の優勝戦はどこもレベルが高い!!
ホント熱いレースが続く。
こんなレースがしてみたいな。
そして水上カーニバルの全レース結果は
男子ヤング 昴元ボート部 1分12秒75 男子シニア 漕人1号 1分15秒27 男子熟年 京都清流BC 1分18秒77 女子オープン 筋肉ゴリラ 1分23秒03 小学生クラス リトル宮川BC 1分31秒01 中学生男子 浜松BCダッキー 1分48秒05 中学生女子 浜松BCバニー 1分41秒05 |
ちなみにこれが男子ヤング優勝の昴元ボート部の漕ぎ。
こりゃあ勝てんわ。
まとめ
三瀬谷ダム湖を生かした、ナックルフォアなどのレースって三重県ではどこにもないし非常に楽しいイベントでした。
なかなかこれだけの環境が整備されたところってないので、もっと楽しいことができそうかな。
水上カーニバルは少しは戦えるかと思ってましたが、まさかの2レースとも最下位という結果になりました。
来年こそは早めに練習して上達しようっと。
https://www.nakasete.com/kihoku-kodoikada2019/