奄美空港から国道82号線を南下していくと右手にある原ハブ屋は、昭和23年に創業したハブ製品の製造販売等を行う老舗です。
主要道路の途中にあるのでまず見逃すことはありません。
沖縄の毒蛇と言えばハブですが、鹿児島の奄美大島でもハブがいるとのことです。
ハブに関するお店は、原ハブ屋のほかにも奄美観光ハブセンターというところもありますが、ハブとマングースのショーではなく、ビデオを流しているらしく少し違うかなってことで、ショーをやっている原ハブ屋へ行くことになりました。
【原ハブ屋 目次】
原はぶ屋の店内を見学とチケットの購入
店内に入ると想像していた以上にちゃんとしたお店?
凄く洗礼されている雰囲気の店内で、ほぼ全ての商品がハブ関連製品と少々ヘビなどに関する情報が掲載されています。
ハブの骨の標本や
ハブの皮を使ったなんども芸術品のような手が・・・・。
ハブの粉末とか、ハブ油など、どれも高価ですが、凄い効能があるんですね。
ハブの粉末は、天然の必須アミノ酸を全て有し、新陳代謝を良くするアミノ酸を数多く含んでいるそうです。ハブ油は切り傷やヤケド・水虫・痔といったお肌のトラブルに広く利用されています。
商品名 | 金額 |
ハブキモ粉末 30g | 4,320円(税込) |
ハブ粉末 35g | 2,835円(税込) |
ハブ粉末 90g | 6,480円(税込) |
ハブ油 12cc | 1,080円(税込) |
ハブ油 40cc | 2,700円(税込) |
奥にはベンチスペースで休憩することができ、社長が出演した探偵ナイトスクープの映像が流れていました。
壁面にはハブやヒメハブなどがケースに入っているので見ることができます。
初めて見ましたがなかなか迫力ありますね。
目が・・・・。
ハブ皮の御守がいろんな種類売っているんですが、皆さん考えることは一緒で「宝くじで億万長者」「金運」「パチンコ道楽」だけ売り切れています。
貧乏人はすがりたいのでハブ革御守を購入しました。
お財布に入れておくもので、土産として最も人気のある商品だそうす
ちなみにチケットはレジで購入できます。
■ショーの時間
時間 |
11:00~ |
14:00~ |
16:00~ |
※1日3回 (約30分間)
■ショーの料金
金額 | |
高校生以上 | 800円 |
小・中学生 | 500円 |
■ショーの予約受付
0997-63-1826
原はぶ屋の隣の土浜展望所から見る海は絶景すぎる+ミキ
ショー開始まで、まだまだ時間があったので、原ハブ屋の横に凄土浜展望所があったので行ってみます。
本当にとなりで歩いて数秒でいけます。
この展望台自体が新しいのかめちゃくちちゃキレイで気持ちいいんです。
青い海と青い空、左下の家がなんともいい雰囲気を出しています。
めちゃくちゃキレイで本州とはまったく違う景色で感動。
いつまでも見ていることが出来ます。
奄美大島のソウルドリンクと言われる「ミキ」という飲み物があります。
白くって、一見牛乳のような飲み物を想像していましたが、飲んでみたらまったく違う飲み物。
米とさつまいもと砂糖を発酵させてできた飲み物で、確かに風味と味はお米の味を感じ、甘酒を想像する味ですが、最後に少し酸味を感じます。
何より、固体をすりつぶしたような少し粉っぽいく思い食感があり、最初はおいしく飲めてますが、最後はちょっとキツイかな。
健康長寿の奄美大島らしい飲み物で、紙パックで売っているのが一般的ですが、ペットボトルなんかもあるんですね。
笑い・驚き・学びのあるハブと愛まショーは絶対に見ておこう
時間になると店内にもちらほらお客さんが集まってきます。
ショー会場の扉が開いて案内されます。
会場はそれほど大きくなく、ベンチが数個あり、ショーの舞台は透明な板で囲われているので、ハブが出てくることもありませんので安心してください。
壁面にはハブ被害にあった人の情報がありましたが、見ているだけで辛いですね。
「ハブと愛まショー」では、ハブの種類や生態を店長自ら独特のジョークを交えて解説します。
中でもインパクトがあったのが、世界の三大毒蛇は、コブラ、ガラガラへびと奄美のハブだそうです。
世界のベスト3に入る訳ですから、凄い毒なんでしょうね。
しかも、奄美の人の3割程度しか見たことないんだそうです、、、そういえばこっちでもマムシどころかヘビも見ることってないですから。
まずは最初にアカマタを目の前で見せてくれます。
毒のないヘビだそうで、毒のないヘビは獲物をしとめるには絞め殺すそうなので力が強いそうです。逆に毒蛇は毒で相手を動けなくしてからしとめるので、それほど力はないんだそうです。
カメラを向けるとポージングもしてくれます!社長が・・・・。
笑ってますが、持っているのは超猛毒のヘビ ヒャンです。
こちらがマムシ。
動きも遅くって短いんですね。
この辺ではヒメハブと呼ばれているそうです。
時折、上からロープが降ってくるなどのおちゃめないたずら。
ガチでびびりました。
ハブ登場~!!!!
こちらがハブの生態です。
メインイベントは、実際に原社長がハブを捕獲するところを披露してくれます。ハブは夜行性なので暗くないと活発に動かないそうで、会場を暗くして見せてくれます。
無駄に演出があるんですが、部屋の天井は星空~
ハブの頭ってこんなに三角!?
そして、緊張感がありつつ、ジリジリとハブに近づいていき、専用の道具を使って凄い早業!!!
会場内でもどよめきがおこり!!!
無事捕獲!!!!
この動作は他のどこでも見ることが出来ないので必見です。
実は入場料を考えると家族5人で結構かかってしまう、、、本音凄く悩みましたが、見てみて納得。面白おかしく話をしてくれて単純に面白くって、それだけでなく勉強になりました。奄美大島に来たら必見のスポットとしてオススメでいます。
店内でのお買い物はもちろん無料でというか普通にすることが出来ますので、あしからず。
奄美の方はハブは怖いものではあるが、お互いが共存しているんやなと感じました。
■原ハブ屋(有限会社 原ハブ屋奄美)
住所 鹿児島県奄美市笠利町平字土浜1295-1
電話番号 0997-63-1826
営業時間 9:30~19:00
HP http://harahabuya.com/hp/top-01.html
■原ハブ屋 名瀬店
住所 鹿児島県奄美市名瀬末広町1-16
営業時間 9:30~19:00