福井県観光をしていたが、この日は1日まるまる雨。
越前そばを昼食にと考えており、中でも観光も含めた施設で越前そばの里があったので行くことにしました。
目次
越前そばの里とは
創業90年の株式会社武生製麺が営んでいる越前そばメーカーが越前そばの里です。
以前は手作業だったが、製造も機械化され1日の生産量は約5万食と日本一の生そば生産工場なんです。
越前そばの里は、越前市の中でも人気の観光施設で、越前そばを食べれるだけではなくって、そば打ち体験や水ようかんづくり体験の他、福井県のお土産を購入することが出来ます。
また、資料館では越前そばの歴史の説明や、生産工場を見学することが出来ます。
越前そばの里について基本的なこと
名称 | 越前そばの里 |
---|---|
住所 | 福井県越前市真柄町7-37 |
電話番号 | 0778-21-0272 |
営業時間 | 10:00~16:30 |
定休日 | 無休(年始のみ休み) |
サイト | https://www.echizensoba.co.jp/taiken01 |
越前そばの里ってどこにあるの(アクセス)
・車でのアクセス
北陸自動車道 武生インターから約2分
・電車でのアクセス
武生駅からタクシー又はバスで約15分
駐車場は越前そばの里前と道路はさんで150台程度あるので問題なく駐車可能です。
大型バスなども多く来る観光地です。
越前そばの里を見学(写真で案内)
体験夢工房
雨だったので当日電話でそば打ち体験が出来ないかと問い合わせましたが、残念ながらいっぱいとのこと。
空きがあれば入れてくれるとのことだったので残念。
という訳で、絶対にやりたい場合は是非とも事前予約をして下さいね。
そば打ち
家族やグループでも楽しむことが出来ます。
子供もオッケーということなので、みんなで作るとおいしそうですね。
ただし、包丁を使うので注意が必要です。
体験時間
①10時00分~11時30分
②12時30分~14時00分
③15時00分~16時30分
料金
1打ち(2皿) 1,800円 ※税別
※①・②のみ、天ぷら盛り合わせ(1人前 500円税別)で提供してくれます
※打ったおそばは持ち帰りも可能です(賞味期限2日)
所要時間
約90分(そば打ち~お召し上がり~後片付けまで)
水ようかん作り
福井県の名物の水ようかんを作れます。
火を使うので、子供の作業には注意が必要です。
体験時間
9時00分~9時40分
料金
1,800円(2枚) ※税別
所要時間
約40分
両方の体験ともインターネット予約が出来ます。
https://www.echizensoba.co.jp/taiken01
この日は夏休みそば打ちたいけんとそばのいろいろな食べ方の研究のイベントも実施されてました。
これで、小学校の自由研究が完成ってのも良いな。
そば工場資料館
入り口から入ると越前そば大食い大会の歴代入賞者が紹介されています。
この大会は、夏祭りのメインイベントで10分間で越前そばが何杯おかわり出来るかを競っています。
特筆すべきは2014年から連覇の山口さん!?
しかも年々記録が伸びており成長している~。
一度出てみたいと思ったが、残念ながらお盆は行けんなぁ。
ちなみに大会のイメージはこんな感じ。
賑やかで盛り上がりそうや!
資料館はあまり広くなく、写真のような雰囲気。
越前そばに対する想いが掲示してあります。
右側には、生産工程を紹介したミニチェアと左側はそばの歴史を書いたパネルです。
そばづくりの工程
「ペロリン村からやって来たそば作り名人達」というテーマで紹介されています。
①蕎麦を育てる為に、畑の土を耕す
②蕎麦の種をまく
③蕎麦の栽培期間は75日
④石臼でゆっくりと製粉。熱をもたせないように
⑤そば粉に水がまんべんなく絡むようにかき混ぜる
⑥打ち粉をふって均等に伸ばす
⑦包丁で太さをそろえて切る
⑧ゆで時間に注意を払う
⑨冷水で水洗いしてもみ洗い
⑩鰹節を削る
⑪大根をすりおろす
⑫おろしそばが完成
そばの歴史
そばの歴史は、戦国時代。
おろしをかけて食べるそばは福井県どくとくのものなんですって。
日本でそばが進化さす
4,5千年前から、麦と並んで人々にとって必要な食材だった。
痩せた土地でも良く育つことから全国へ広がった。
マナーではなく、粋で食う
すばにおろしをかけて食べても、汁につけて食べても好みで食べる。
そばのように長~く生きようか
食物繊維が白米の2倍、不足しがちなビタミンB、B1、B2。
脳出血の予防効果のあるルチン、大根おろしでビタミンC。
主役を食ってはいけません
薬味はそばの名脇役。
でも、福井県ではおろしは薬味ではなく、だしである。
そば作り日記
武生製麺では、そばは福井県と北海道で作られています。
5月下旬 いざ!北海道へ!
6月上旬 北海道で種まき開始
7月下旬 そばの花が開花しました
8月中旬 地元越前も種まき開始
9月上旬 北海道でいよいよ収穫
9月下旬 越前も花満開
11月中旬 越前の収穫
気候に差があるとこれだけ違うんですね。
そばの作付け面積は、北海道、山形県に続いて福岡県が3位なんです。
通路を東に曲がると、以前に使われていたそばを挽くための石臼が並んでいます。
時代的なものもあるのか、形状が全然違うものが展示してあります。
定番の形のものから
ちょっと計上が変わっているものなど。
そば工場
①そば粉をひく
製粉室で殻を取り除いて粉末をつくる
②そば粉を練る
そば粉にすると、時間がたつほど味が落ちるので、水を加えてこねますl
③そば生地をつくる
加工室に送られる
④そばの生地をのばす
ローラを通して少しづつのばす
⑤重さを計る・異物検査をする
重さのくるいと、異物も混入していないかチェックする
⑥包装
そば粉から箱詰めされるまで2~3時間程度。
⑦そばを冷やす
熱を持っているものを、冷蔵庫で冷やす
⑧荷造り・出荷する
県内、全国へ出荷される
そば処越前屋、お菓子工房、お土産
https://www.nakasete.com/etizenshi-sobanosato/
喫煙スペース
駐車場横に清潔感のある喫煙スペースも設置されています。
家族が中で見学している時にお父さんがここでタバコを吸って待っている。
そんな光景が目に浮かびます。
わんちゃんの休憩所
犬の休憩所も駐車場の横にあります。
どうやらわんちゃん限定のようで、猫はダメなんですね。
でも、犬の休憩所は始めてみました。
クーラー完備ということで安心ですね。
まとめ
体験系は絶対に事前予約が必要ですので注意して。
そば打ち、水ようかんつくりが出来なかったのが心残り。
越前そばの歴史から製造工程まで見学することが出来て、非常に楽しめる施設です。
工場見学をしたうえで、食事をとったしするとありがたみありますよね。