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【紀北町】道瀬海岸から大紀町の島巡り洞門お昼寝カヤックツーリング

今週は4月の花見ベストシーズンで琵琶湖の海津大崎のお花見カヤックツーリングの予定がのはずが、予想外の低い気温により、開花が遅れてまだまだつぼみで来週に延期になりました。

来週は家族旅行に行く為に、花見カヤックは参加できないのでめちゃくちゃ残念すぎる。
海津大崎や近江八幡を漕ぎたかったが来年にお預けとなりました。

本日のルートは紀北町の道瀬海岸を出発し、大紀町周辺の島々をまわるルートなんだそうで、いつもながら、コースはおまかせで後ろから付いていくだけのお気楽待遇で参加しました。
今まで、何度も紀北町は漕いでいますが、恥ずかしながら島がたくさんあって、どこの島へ向かうと言われてもピンときません。
今回は初めてのコースというのもあって見たことのない景色が楽しめると思うとホント!ワクワクしますね。

ただ、今年の1月の座間味島カヤック、昨日の夕方花見カヤック程度のゆる漕ぎで、本格的に漕ぐのは数ヶ月ぶりでかなり不安な体力です。
花見ぐらいでのんびり漕いでリハビリをするつもりが、久々のがっつり漕ぎとなりました。

紀北町の道瀬海岸へ集合

紀北町の道瀬海岸を9時に出艇予定です。
趣味にお金はできる限り使わない為に、高速道路を使わず、国道42号線を下道で松阪から向かうとだいたい2時間弱ぐらいかかります。
6時すぎに自宅を出るスケジュールで、朝食・昼食を万両寿司とコンビニで買い物をしつつ向かいます。
予定よりスムーズに8時過ぎに到着すると皆さんほぼ到着しております、、、僕が松阪で距離的に一番近いんですが、大阪、奈良、愛知から参加のカヤッカーの皆さんはもっと早いんです。

一般的に考えると普通に旅行の距離なんですが、さらっと参加されています。
アウトドアなんかをやるようになって、移動距離や時間に一番おどろい方かも・・・・。
そして時間も余裕を持ってきて、確実に時間を守るところなんかも素晴らしくって、見習わないとって思います。

道瀬海岸(道瀬地区)とは

道瀬という地区は、三重県北牟婁郡紀北町にあります。
紀北町はもともと、紀伊長島町と海山町が合併して出来た町であり、道瀬地区は旧海山町にあった集落です。
海に面した地域で、国道42号線沿いにあることから交通の便は非常に良い地区です。
人口は100人程度で、数十世帯と小さな地域で、何か特別なものはありませんが、2013年(平成25年)にオープンした民宿の一角で営業する道瀬食堂が人気で名前が知れている地域です。

線路を越えたところに港と海岸があり、カヤックを出艇するには良いスポットになっています。
駐車できるスペースはそれほど広くないことから釣り客とも譲り合いが必要ですね。

準備して赤野島の洞門へ出発

早速、出艇準備をします!!
難点は少し車から遠いのでカヤックを担いでいくのが大変ってこと!!!

快晴過ぎて準備するだけで汗だく、、、少し風はありますが海面も落ち着いています。

さすがに透明度が高くって、

ここの石は奄美大島のホシホノ海岸と同様で角のない丸い石がころがってます~。

という訳で、赤野島へ向けて出発します。

多くの島があるので、どこがどこか分かりませんので後ろからついていきます。
久しぶりの漕ぎなので、手漕ぎになってしまっているのか手の疲労が早くって、腰を使えていない感覚。

ワイワイした雰囲気で漕ぎ進めるとほどなくして赤野島へ到着。

シーカヤックの楽しみの一つとして洞門があります。

この日は赤野島の洞門の水位も良く、波もないことからベストコンディション。
狭そうに見えるが、中は結構広めでテクニックがなくて進んでいきます。

暗い洞門の中から見える外の光がキレイです。

このあたりの海は透明度も高くってキレイなんで気持ちいいですね。

島巡りをしなが紀伊長島湾を横断して大紀町へ

赤野島を後にして、むこうに見える大エスキ島に向かって漕ぎ進めます。
ほぼほぼ波もなくって快適に漕ぎ進めていきます。
大エスキ島を散策していると良い具合の洞門発見、、、

向かっていくと残念ながら行き止まり。

岩場を楽しみながら、、、、ここから紀伊長島湾を横断します!!!
タイミングによっては漁船が一斉に向かってくることもあるそうで要注意です。
一気に耳穴島へ向かいます。
大石の灯台を左手に見て更に進んでいくと

遠くにボコボコとした特徴的な形の耳穴島が見えてきました。

島と言ってもどちらかと言えば岩場でこの波が打ちつける雰囲気がなんとも好きなんです。

ところどころにある、岩の間を縫うように濃いで進んでいきます。
いっつもこのコース選びにしくじって岩に接触、、、、上手くならんなぁ。


昼食をとる錦湾の入り口にある浜へ向かうと、目戸鼻(めどのはな)へ向かいます。

目戸鼻は、錦の港の入り口にある、熊野灘に突き出た岬の先端にある岩で、波の浸食により、まるで目のように穴があいている不思議な岩です

今までにないぐらいめちゃくちゃ良い洞門~。
もちろんくぐりますよね~。

穴の奥にある景色にテンション上がります。

洞門を超えてすぐの浜に上陸します。

お昼は浜でカレーうどんとお昼寝タイム


洞門をくぐって大満足で浜に到着。
しっかり漕いできたのでいい具合に腹が減っています。
すわり心地の良い細かい砂の浜で昼食。

普通にお弁当では寂しいので、手軽に作れる鍋焼き系のうどんがお気に入り♪
あとは、紀伊長島と言えば万両寿司。
お昼はいなり寿司です。

海を見ながら、しっかり漕いだ後は、しっかり食べる。
幸せすぎる。

そのあと、暑すぎず心地よい天気に小一時間ほど寝てしまった~
顔が真っ赤に焼けてしまってピリピリする。

しっかり休んで漕ぎ始めます。

その後も、島ずたいに進んでいき、洞門探しをするもなかなか抜けられるものはなくって、行き止まりや危険なところなどなど。僕のテクニックでは厳しいところばっかり。


久しぶりの人工物は大型の採石場らしき施設。

ちょっと老朽化しており、稼動していないとうにも見えるが大規模なものがあるとドキドキする。

海からしか見えないこのような光景もカヤックの醍醐味ですね。

紀伊長島港からまさかの大船団が?!


帰りももちろん、紀伊長島湾を横断していく必要があるんですが、港の方に船がずらーっと並んでいるのがみえます。15時45分から一斉に漁に出るという話を聞いてましたが、時間は14時45分ということで、1時間もあるし余裕かなぁ~って思っていたら一気にこちらに向かってきました!??!

半分以上は漕いでおり、こちらに来たのは2艇程度だったので目の前でやり過ごしてよかったんですが、カヤックとは比べ物にならないスピードなので巻き込まれたら終わりですよ~。
結局1時間時間の間違えで14時45分スタートらしくって危なかったなぁ。

水深の浅い場所などで波が大きくなったり、岸壁で三角波などが出来たりで、程よくスリルを味わいつつ楽しい漕ぎでしたが、最後の方はあまりにしんどすぎて、腰が痛くなって体を反らしながら、もくもくと漕いでおりました。

16時前には無事に道瀬海岸へ帰ってきました。


今日の距離は24.67km

コースはこんな感じです。

まとめ

道瀬海岸はアクセスもよくって、アプローチしやすく良い出艇場所でした。
快晴で波風もそれほどではなくって、洞門もしっかりくぐれて、快適に楽しく漕ぐことが出来ました。
それにしても、カヤッカーの皆さんは、穴をくぐるのと狭いところを通るのが大好きですね。
久しぶりに漕いだが、リハビリもなしに24キロはちょっときつくって、最後の方は手が上がらなくなってきました。良い運動になったので体重減っているでしょうね。
良い浜も多くって、良いキャンプスポットが揃っていたので、キャンプツーリングも楽しみですね。

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