答志島1周はカヤッカーとしてのひとつの目標。
海況をしっかり見る必要があります。
湾内は良いが、湾外になると穏やかな時は初心者でも行けるし、荒れていると絶対に行ってはならない ので、風・波のチェックは必須。
今年は本当にペースが悪くって、2019年(令和元年)12月14日が漕ぎ納めとなりました。
人気のまるみつ寿司さんへ海鮮丼を食べに行くという目的に漕いできましたよ。
あ!!ちょうどニュースでやってましたが、東京オリンピックの聖火が定期船で答志島へ。
海女小屋まで走るんですって。
出艇場所は小浜漁協のスロープから
朝早めに起きて、鳥羽市までドライブ~
朝早くに出て行くとなんとも気持ちいいけど、今日はちょっと寒そう。
鳥羽市街地の手前を海方面に曲がって、ペットOKのワンワンパラダイスを越えていくと小浜漁港という小さな漁港があります。
なかなか、漁港からカヤックを出させてもらうことって難しい。
ここでは、未舗装の駐車場スペースがあって、数台は駐車することが出来ます。
場所によっては、決まっているところもあるようなので注意が必要!
でも、何も書いていないから注意のしようがないけども。
もろもろ準備して、パドリングジャケットと長靴の冬使用?
カヤックをおろして、出艇するスロープが近いので便利。
ホント、こんな良い場所を使わせてもらって感謝です。
絶対に、密漁しないよーに!
出艇前に本日のツーリングの打ち合わせ。
答志島1周予定だが、外海は状況を見て判断し、昼をすぎると風も強くなってくるってことで早めに食事して戻ってくるって感じです。
目指すのは目の前に見える答志島!!!
イルカ島でイルカと出会う
出艇準備完了。
早速、漕ぎ出します。
乗るごとにカヤックの中が狭くなっているように感じる。
やっぱり太ってくるといろんな部分で、弊害があって姿勢も油断すると背中を反らせて漕いでしまう。
腹筋が弱くなってきてるのと、肉が邪魔やなぁ。
目の前には、湯快リゾート鳥羽彩朝楽が改装中。
余談ですが、工事期間は2019年11月5日~2020年4月(予定)とのこと。
というわけ出発。
返ってくる時は、このほっそりした灯台が目印。
漁船などに迷惑がかからないように、注意しながら漁港を出発。
基本的に船舶は右側通行で、あまり広がり過ぎないように漕ぎ進みます。
湾内にでると少し海面がバチャバチャ、焦るほどではないけどちょっと嫌な感じ。
さっき見えた、改組中の湯快リゾート鳥羽彩朝楽です。
ルートは、観光地のイルカ島の横を抜けていくルートです。
イルカ島めちゃくちゃ近くってすぐに見えてきます。
だんだん近づいていくと、海に隣接した柵があって。
あ!イルカ発見!
僕の夢はイルカとカヤックを漕ぐことですが、半分達成かな。
尾鷲にもイルカいるそうなんで、野生のイルカとあってみたいなぁ。
そのまま進むとイルカ島の正面。
まだまだオープン前みたいでお客さんはいませんよ。
この当たりは、うねりもそんなになくってのんびりツーリング。
少し肌寒いと思ってましたが、漕ぎ出すと程よくあたたまります。
いざ、答志島へ
ここから目の前に見える答志島。
めっちゃ近いので余裕な感じだったのですが。
このあたりは船の航路になっているみたいで、いろんな方向からガンガン来るし。
イルカ島や湾内を遊覧する龍宮船が横切るようにやってきて、後ろも漁船が並行するように進んできているので待機。
目の前を走っていくと、ウネリが向かってくるし、後ろからもウネリがきて忙しい~!?
複数のカヤックで集まっているので、気づいてゆっくり走ってくれるものの、大きな船が通るとなかなか怖いんですよ。
一気に横断します!!
目の前には
ちょっと白い岩場が見えてきて。
何で白いのかなぁ~って思うと岩の上には複数の鳥。
あ、福井県越前町でも見た鳥糞岩や~
そのままの名前で分かると思いますが、鳥の糞によって色が白く変わっている岩なんですよ。
https://www.nakasete.com/etizentyou-etizenkaigan/
近くに寄るとなんとも真っ白な岩でキレイなんですが、その実情は鳥の糞。
長い年月をかけてそうなったんですよね。
別のところにも。
あ、長い年月かけて削られた丸い岩。
そこにも。
左手にある小さな『人』って形をしている牛島。
小さな浜を発見。
ここにはソファーもあって、快適キャンプができるかも(笑)
答志島までやってきました。
ここからは慎重に様子を見ながら時計回りで進んでいきます。
ダイナミックな岩場で、エスケープゾーンはありませんし、何より波も三角波に変わってきます。
海況としては、それほど悪くないのでちょっとスリルのあるツーリング。
一番近いのが桃取港。
今回の目的地は、和具港でまるみつ寿司はこの港からすぐなんです。
もぉ、実はいろんな岬を越えて漕いでてどこがどこか見失っています。
が、とにかく必死で漕いでついていく。
山と一緒で、もぉ着くかなって、もぉ着くかなって考えて漕いでいると先は長い。
まだ1/3って言われた時のショックが。
今回は7人でのツーリング。
皆さんベテランなんで、安心してついていって、楽しいですね。
写真撮影してるとガンガンおいていかれます。
いろんな岬を越えて漕ぎ進めます。
答志島へ上陸
日差しを浴びながら進む、海はキラキラっと神秘的な雰囲気の中漕ぎ。
自然しかありませんでしたが、目の前には答志島の町並みが見えてくる。
そして。答志漁港の灯台。
赤い灯台が目印でここから目的としている和具の砂浜へ。
やっと見えてきました。
和具サンシャインビーチへ無事上陸。
シーズンも終わって、穏やかな砂浜でやっぱりキレイですね。
まるみつ寿司が楽しみすぎて、そわそわ。
片づけをして早速お店へ向かいます。
砂浜には申し訳なさ程度に、ブランコやシーソーなどの遊具があります。
誰も使っている気配がない、少しさびれた雰囲気も島の空気の良いところ。
メインロードを歩いていきます。
いや~このどこの島でも島を周回できる、海沿いの道がありますが好きなんです。
干物を干すスペースも、、、天日干しの干物っておいしいですよね。
まるみつ寿司の海鮮丼でランチ
徒歩2分ぐらいで到着。
こちらがまるみつ寿司です~小さなお店ですが、答志島というか三重県でも有名なお店です。
とにかく地元産の魚介類のお寿司や海鮮丼、お造りなどが食べれます。
この日は海鮮丼を注文しました!!
数種類の魚介とど真ん中にあるのは、車えび。
なんとピクピク動いてて、プリプリの食感で甘いんですよ。
あ~カヤックでやってきて昼食を食べる。
なんとも贅沢な時間です。
https://www.nakasete.com/toushijima-marumitsusushi/
答志島を1周して戻る
お腹も満たされて、もう漕ぐのは良いかなって思いつつ出発。
もっとのんびり島内探索をしたいところなんですが、風のこともあるので足早に
答志島にお別れし、一路出艇した小浜漁港へ向かいます。
内海になるので、うねりもなくってのんびりツーリング。
程よく岩場もあって、少し楽しみながら戻っていきます。
途中でめちゃくちゃ大きな船が停泊してる。
黒っぽくって、ちょっと怖い雰囲気でどっかの軍艦?って思ってたら自衛隊の軍艦だそうです。
シルエットだけですが、凄い迫力。
キラキラと輝く海を漕ぐ光景。
動画やとのんびりした感じが良いですね。
目の前に見えるのは湯快リゾート鳥羽彩朝楽。
もぉゴールも目の前ですが、湾を横断する必要があるんですが、帰りも漁船などなど運行が活発で。
タイミングを見て一気に横断。
無事に小浜漁港に帰ってくることが出来ました。
総行程20キロ弱と久しぶりだったので、ちょっと疲れましたが心地よいですね。
まとめ
やっぱりカヤック×グルメってのは鉄板ですね!!
食べるまでのワクワク感が全然違うのでめちゃめちゃ楽しめました。
程よく漕いで、うまい飯食べて今年の漕ぎ納めは最高ですね。
海況判断などが一番重要で、何も考えずについていっているので本当に助かります。
いつもありがとうございます。
昨年の漕ぎ納めも人工物満載で楽しかった!!
https://www.nakasete.com/komon-kayac/