夏休み最後の北海道旅行にやってきました。
その中でも、旭山動物園に行くことが長年の夢でした。
という訳でやってきました。
目次
旭山動物園とは
全国でもトップクラスの知名度を誇る観光スポット旭山動物園は、北海道旭川市にある旭川市が運営する日本最北端の動物園です。
1964年(昭和42年)にオープンして以来、多くの観光客が訪れたが、衰退し年間来場者数も26万人となりました。
そんな中で、今までの動物園の一般的な、動物の姿形を見せる「形態展示」ではなく、行動や生活を見せる「行動展示」を導入しました。
ペンギンのプールへ水中トンネル、猛獣のが間近に見える展示やエサを食べるすぐたが見える展示などなど、他の動物園で当時は行われていなかった見せ方で大ブレイク!
それほど大きな動物園にも関わらず、 300万人を越えて、上野動物園に次いで、日本第2位。
月間入園者数は日本一になった時もあるんです。
テレビや雑誌、メディアに取り上げられることが多くって、遠く離れた三重県まで情報は入ってきます。
他の動物園も「行動展示」を追随し、少し来場者数も落ち着いているものの、現在でも恩賜上野動物園・名古屋市東山動植物園に次ぐ日本第3位の入園者数を誇っています。
駐車場は近隣に無料駐車場と民間の有料駐車場があります。
この日は平日だったのもあって問題なく無料駐車場に駐車することが出来ました。
無料駐車場で、動物園に近い側は、アスファルト舗装されてます。
奥の方は未舗装の駐車場になっています。
ちなみに、無料駐車場のまん前の駐車場は民間で500円。
少し、1~2分の違いで無料なら、無料駐車場が圧倒的にオススメ。
もちろん、無料は満車の可能性があるので、その場合なら有料駐車場に駐車するしかありませんね。
道路を渡ると旭山動物園の正門があります。
路線バスも毎時、旭川駅に出てます。
旭川空港はちょっと少ないですが、午前中観光、午後観光にあわせた時間設定。
タクシー乗り場も目の前です。
旭山動物園について基本的なこと
旭山動物園の入園料は、大人(高校生以上)820円は市営としては高め。
ただし、小人(中学生以下)はなんと太っ腹。
動物園は子供を多く連れて行くし、うちでも3人いるので入場料はバカになりません。
そういう意味ではありがたいなぁ。
あと、2回以上行くなら期限1年で1,020円のパスポートがお得です。
営業時間は夏場、冬場、そして夜間営業と分かれていますので、その都度、旭山動物園の公式サイトをご確認下さい。
名称 | 旭山動物園 |
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住所 |
旭川市東旭川町倉沼11番地の18
|
電話番号 | 0166-36-1104 |
開園時間 | 夏期開園 9:30~17:15(4月下旬~10月中旬) 夜の動物園 9:30~21:00(8月10日前後~8月16日前後) 冬期開園 10:30~15:30(11月10日前後から4月7日前後) |
閉園日 | 通年営業 |
入園料 | 大人(高校生以上) 820円 小人(中学生以下) 無料 動物園パスポート 1,020円(期限1年) 科学館共通パスポート 1,820(期限1年) ※市民特別料金は別途旭山動物園サイトをご覧下さい。 |
サイト | http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/ https://www.facebook.com/asahiyamazoo https://twitter.com/asahiyamazoo1 |
旭山動物園でのおやくそく
・ペットの持ち込みはできません。
・入止柵内や立入禁止場所には入らないでください。
・動物を驚かせたり、食物や物を与えないでください。
・火気の使用や危険物の持ち込みはできません。
・再入園はできません。
・着ぐるみ等を着用している方は入園できません。
次の場合は、退園していただくことがあります
・上記の「おやくそく」を守らないとき。
・園施設や動物に損害を与えたとき、又はその恐れがあると園が判断した場合。
・他の入園者の迷惑になる行為をしたとき、又は、その恐れがあると園が判断した場合。
・その後、園内看板等の指示やスタッフの指示に従わないとき。
あさひやまどうぶつえんからのメッセージ
動物園で世界一周の旅
旭山動物園では101種633点の動物を飼育しています。
決して多い数ではありませんが、地元はもちろん北極から南極周辺、アフリカからアマゾンと地球上の様々な環境に暮らす動物たちを飼育しています。
旭山の動物たちを見ながら園内を一周すると地球一周のたびをしたことになります。
寝ているホッキョクグマをちょっと我慢して見続けてください。
呼吸のリズムを感じてみてください。ふと見続けることができる瞬間が訪れます。
それが北極の時間の流れです。
それぞれの動物の時間の流れを感じたとき、その時間の流れを心地よく感じたとき、振り返って自分の時間の流れを思うとき、何が大切なのかにふと気づかされるのではないでしょうか。
私たちの暮らしは、地球中のあらゆるところからの豊かさを奪い続けることで成り立ってきました。
人間が文明を築いた8,000年前に比べ、原生林の8割が失われました。
森林の減少と共に多くの野生動物が絶滅し数を減らし続けています。
自然が失われる中ただ一種ヒトだけが数を増やし続けています。私たちは生まれた環境の仕組みの中で生きること、共存することをためた唯一の生き物です。
しかし地球そのものが病んでしまっては、私たちも生きていくことはできません。
私たちが奪っているもの、奪うことで数を減らす生き物たちの酢晴らしさ尊さを知ること、今気づき反省し行動しなければ取り返しのつかないことになります。
日常の中でほんの少し優しくなること、できることはたくさんあるのではないでしょうか。
旭山動物園存在のこだわり
とはいえ、動物園も人間のエゴで動物を閉じこめている場所です。
動物園が人間の知能好奇心や癒しや楽しさを追求するためだけの場であってはいけないと考えます。
動物たちの本質的な素晴らしさを感じてもらうことで飼育動物と来園者をつなぐ架け橋となり、動物園は飼育動物とその動物が本来暮らすふるさとを結ぶ架け橋としての役割を担うことに取り組まなければいけないと考えます。
旭山動物園は
『ヒトも含めたくさんの命が輝き続ける未来のためにできること。』
を考え、実行していきたいと思います。
インバウンド(外国人観光客)対策も万全。
さすが~。
旭山動物園を見学(写真で案内)
2019年(令和元年)8月30日に念願の旭山動物園に行ってきました。
早速、入園券を購入
正門より入場します。
ちょっと分かりにくいですが、旭山動物園の園内図はこんな感じです。
それほど広い動物園ではなくって、コンパクトなんでまわりやすいですね。
入り口には「どうぶつえんからのおしらせ」が掲示してあります。
時間ごとに、エサを与えるもぐもぐタイム動物が書いてあるので分かりやすい。
荷物が多い方にはコインロッカー。
チャイルドカーと車椅子も完備です。
休憩室もあるのでしんどくなったら休憩できます。
入り口の記念撮影スポット。
観光客がよろこぶようにいたるところにそんなところがあります。
白熊のイラストもかわいいですね。
動物園は真ん中に噴水がとっており、少し勾配がついた地形をしています。
ちょっと体重が思いと軽く息切れしてしまいます。
ととりの村
ととりの村では、いろんな鳥たちが
まずはフラミンゴから。
手書きのフラミンゴの説明や
クイズなんかもあって、勉強しながらまわれます。
あんまりキレイな池ではないですが。
スイスイ気持ち良さそうに泳ぐ鳥たちも。
全10種類の鳥がいます。
コハクチョウ
コクチョウ
エサを食べているところも、移動式のエサ箱なんで近くで見える。
一生懸命食べているのでアップで撮影。
コハクチョウは3,000kmの距離を飛ぶ渡り鳥。
良く見かける鳥のが飛んでいるこの形。
一番前が空気抵抗あり、後ろは少ない。
長く飛ぶために先頭は交代しながらなんですって。
ペンギン館
人気のペンギン館
キングペンギン1羽1羽の名前、生まれ、体重が紹介してあります。
周りが全部水槽で囲まれてて幻想的な雰囲気。
う~んかわいい。
この格好でずーっと立ってるわ。
意外と大きく迫力のあるエンペラーペンギン。
ペンギンの種類やサイズなんかも分かりやすく解説されてます。
あざらし館
あざらし館は室内施設。
中の水槽を気持ち良さそうに泳いでます。
以前にこの見せ方が話題になりましたよね!!
どこからでも見える筒型の水槽なんですが、間近で見れる。
通っていくとお客さんから歓声があがってます。
ここにいるあざらしの紹介
クイズなど手づくりで楽しませる工夫がされてます。
屋外に出てきてもプールを上から見える。
アザラシも種類やサイズなどなど。
上のほうのめちゃめちゃでかい~ってこんな種類あるんや。
ほっきょくぐま館
一番見たかったのはほっきょくぐま。
剥製を見るだけでもかなりの迫力、、、、
ポリタンクは、ほっきょくぐまの遊び道具でぼろぼろ。
パワーもスピードもハンパじゃないんです
そして実物を見る為に行列に並ぶ。
大人用と子供用の展望所があるんですが、かがんで透明な球体のスペースから1人づつ見ることができます。
ちょっと曇ってて見えにくいな。
って、普通にガラス越しに近くで見えたが、目が怖すぎる。
あと、そとからでもしっかり良いショットが撮影できた。
ちょっとヒグマなどに比べると、頭の方が細いのは泳ぐときに水の抵抗を少ないようになっているんですって。
オオカミの森
オオカミの森。
そういえば今まであまり見たことなかった気がする。
なかなかオオカミを見つけるのは難しいと聞いていたら、思いっきり頭の上で寝てびっくり。
犬のようやけど、精悍な顔つきしているので存在感が凄いなぁ。
ノウサギの視点で、見れるところがあります。
階段のぼって、
透明なスペースから覗いてみましたが、オオカミは発見できませんでした。
エゾシカの森
ニホンジカの最大種のエゾシカの森。
貫禄のある雰囲気と
立派な角が迫力あります。
エサも網付近でやってくれるので食事風景画良く見える。
しれとこシカ絵巻が、めちゃめちゃ分かりやすい。
知床半島に行きたくなってくるなぁ。
両生類・は虫類舎
両生類・は虫類舎は苦手分野。
言ってる矢先に頭上にはウネウネしたヘビが~。
いっぱいおって気持ち悪すぎる。
北海道産動物舎
北海道産動物舎は
網とネットに囲まれた空間。
ここには北海道の鳥などが集まっています。
圧倒的な存在感のオオワシ
ちょっとスマートなオジロワシ
クールなエゾフクロウ
オオワシの羽を広げた姿はちょっとデカすぎっしょ。
ちんぱんじー館
ちんぱんじー館は楽しそうな遊具
チンパンジーの行動は、、、見てるだけで楽しい。
落ちるわけないけど、めっちゃ高いところにおるやん。
て、落ちそうになってるけど遊んでるだけ。
レッサーパンダ舎
丸太と板が組み合わされたレッサーパンダ舎。
ずーっと同じルートを同じ動きで歩いてるわ。
かわいいので見てて飽きん、、、
そしていつ見てもオードリー若林に見える!
かば館
かば館ときりん舎は横にあります。
かばは圧倒的な存在感。
この柵が悔やまれるぐらい写真が撮りにくいなぁ。、
ずーっと泥とう○こまみれのところで寝てました。
めっちゃ気持ちよさ気やん。
きりん舎
見下ろすと大きなきりん。
動物園の中でも見るとワクワクする動物のひとつです。
お客さんがきりんと同じ高さで見えるレイアウトで、目の前でエサを食べてるのが分かるんです。
迫力あるわ。
ちなみにきりんの舌は50cm。
エサになる木の枝に下をからませて、葉をちぎります。
園内のちょっと気になるスポット
自動販売機3個を使ったトラのイラスト
水道は「フフッ」ってなってしまう。
タコですね。。。
ペンギンのポスト。
もちろん実際に郵送できます。
缶・ペットボトルの回収ボックスのオオカミ。
キリンのベンチ
売店にはぬいぐるみを初めとしてお土産いっぱい。
どうぶつクッキーは買いたくなるなぁ。
クオリティ高っ。
まとめ
絶対に北海道観光には入れて欲しいおすすめのスポットです。
今回は時間がなくって半日も滞在時間がありませんでしたので、全部を見ることもできなかったのも残念でした。
興味を持って、しっかり学んでいけば1日ずーっといれる施設ですし、何より動物を近くで見えるのは本当に楽しいですね。
今度北海道行った時は、もぉ1回行こうと思えます。
愛知県の東山動物園も行動展示に切り替えてきているので非常に楽しめますよ。
日本で2番目の入園者数を誇ります。
しかもめちゃめちゃ広い。
https://www.nakasete.com/aichi-higashiyama/
愛知県の竹島水族館は、限られた敷地で今できることをしてる。
手づくり感とお客さんに楽しんでもらおうっていう意味では共通するものがありますね。
めちゃめちゃ面白いですよ。
https://www.nakasete.com/gamagoori-takesui/