福井県越前市でUPDATE CONFERENCEというイベントが開催されるってことで行ってきました。
「挑戦の第一歩を踏み出す環境と次世代の育成に向けた足掛かり」を地方から創っていくことを目指す、ひとつのプロジェクトなんだそうで、旅行も兼ねて。。。。
会場には意識高い系の方々がぞくぞくと集まってきていて、聞くだけにもかかわらず少し緊張。そして始まります。
このイベントは参加者の行動の「まず一歩を踏み出す」きっかけになれば。
理想のライフスタイル、活動につなげてっていただきたいというところをコンセプトとされています。
インターネット上にはいろいろ情報があると思いますが、聞いた情報を自分の覚書も含めてずらずらと書いているので、前後のつながりはおかしい部分もあるかもしれません。
あと、解釈の違いや聞き漏らしもあるかもしれませんのでご了承下さい。
目次
第1部
新時代のライフスタイルとSNSの未来【14:00~】
SNSを使いながら、地方で活躍するインフルエンサーの実際の声を聞くことが出来ます!!
特に何か大それたことは考えていませんが興味深いなぁ~って思って!!
「地方インフルエンサーによるトークセッション」
・市橋正太郎(Address Hopper Inc. CEO)(@addhopper)
・あんちゃ(執筆屋)(@annin_book)
・しゅうへい(借金インフルエンサー)(@shupeiman)
・ぽかべ(ブロガー/webライター)(@poka_resort)
超有名どころのメンバーが集まり楽しみにしていたにも関わらず。
自己紹介から始まり、聞いていると夜中に運転してきたので、意識が飛びまくってほぼほぼ覚えていないという最悪な状況・・・。
ということで、何も書けん↓
めっちゃ聞きたかったのに、登壇者の皆様申し訳ありません。
第2部
これからの時代の働き方と夢の叶え方【15:30~】
業界では最強の2人。
日本最大のオンラインサロンを運営し、絵本作家と芸人など幅の広すぎる活動をしている西野亮廣氏と幻冬舎のカリスマ編集者の箕輪厚介氏とのトークセッション。
西野亮廣(@nishinoakihiro )
箕輪厚介(@minowanowa )
お二人が登壇し、箕輪さんはハイボールを片手に持って登壇~。
そして、1部の内容について箕輪さんの一声、、、
「ごちゃごちゃうるせ~考えすぎ!!」と一喝!?
ここでつかみは完全にとって、一気に空気を変える
もぉ型破り感というか、僕の固定観念の外の世界ですよ(笑)
そして西野さんからはアル中ですよってつっこまれてるし。
途中で数回のハイボールを注文、、、もぉ店みたい。
そして、登壇中にトイレに行くなど面白すぎた。
ロジカル(論理的)に語ってもしょうがない・・・。
まわりが言うことは、多数派になる。
例えば、東京五輪のエンブレムも4つの候補があったが、選ぶのに1/4という考え方ではなくって、1つ白黒と3つがカラーで考えると白黒かカラーのどちらかと考えると1/2
多くがカラーのほうの多数派にまわるが、同じところで争うより、自分が勝つ競争をつくってしまえばいい。
鼻で笑われるようなものしかやらないし、本当にやりたいことなら突き進んでまわりも気にならない。
批判されてるけど何か?ぐらいの感じで。
批判について
みんなが良いと思うようなものはいらない。
批判を受けているようなものが良い。
批判は動かない人が言うことで、結果が出てくると反応が変わってくる。
批判を浴びると、その批判がほとんどだが、何割かは賛同してくれるコアなファンを獲得することも出来る。
批判されてる間は競合は生まれないので、それが自分の場所ができることがポイントです。
抜け駆けすると、メディアは批判を始めたり、問題が起こると悪のように報道され、ファンなんかも離れていってしまう。
認知と人気は違って、人気がある人はスポンサーがバックにいて、例えばベッキーと川谷くんを見ると、ベッキーは認知タレントで、グルメ番組に出ればおいしいって言わないといけないし、常にスポンサーが後ろにいる。川谷君は音楽の才能もあって人気もあったので音楽活動を続けているが、ベッキーは認知はあったが人気はなくって、芸能界の中では終わりみたいになってしまう。
親からどんな育てられ方をしてきた
箕輪さんは普通の家庭に育って、兄はサラリーマン。
自己肯定感が強くって、自分で何でもできるって意識を持っている。
怒られたりしても、何も気にしない。
西野さんは、家族からも褒めちぎられて育ってきた。
芸人になったきっかけも、過去に何かあってコンプレックスを払拭しようとしてなったわけではなく、単純に楽しそうという思いからなった。
コンプレックスというのは、一見強そうに見えるが、成功や達成してしまうとコンプレックスはなくなってしまうことから、その後は、埋まっているコンプレックスの部分の埋める作業になり、嘘になってしまう。
挑戦は、目の前にある空白を埋める作業で、なくなることはないので挑戦し続けられる。
常に挑戦をしていく人間の方が強い。
何か事業をする中で効果的な視点ってありますか
何か事業をしていく中で、効果的な視点というものはない。
死ぬ気で考え、死ぬ気で動くことをしていく中で、やってみて後から気づくことがほとんど。
本人が大真面目に取り組んでいくことが必要
まわりからの情報をなくし、マーケティングをしない方が良い
持っている情報がない中で、可能性を見つけて経験を生かしてやっていくしかない。
時代の流れを読んでいると思われているが、ほとんどはそんなことはなく、強引にその方向に持って言っている。自分としてそう思うから、そっちへ持っていく。
未来は誰かが作っているので、自分のオンラインサロンではそのように持っていっている。
学歴は必要だと思いますか
基本的には学歴は必要がないと思うが、頭の良い人間はそれだけ努力もしてきている。
学歴は努力の証明で、才能はなくても出来るのが勉強でもある。
ただ、極端な話で小卒でも全然良い。
頭の良さとは、勉強的なものではなく、「穴を掘れ」という指示に対して、そのまま掘るのではなく、何の為に掘る?と確認し、それならこっちの方が良いのではというような提案の出来る人。
学業としてではなく地頭、本質的な視点を持った人が本当に頭が良い。
影響された人物など
西野さんは織田信長。
子供の頃に本を読んでて父親の葬式で写真に砂をかけたってヤベーやつや?!
箕輪さんは西野さんかなぁ。
西野さんの成長スピードって普通の人が100%としたら200%くらいあって。
試行錯誤を圧倒的にしていて、このような人を見たのは初めて。
合う人、合う人からドラゴンボールのセルのように吸収していくところ。
西野さんはじゃあ、俺はフリーザ。戦闘力53万って圧倒的な戦闘力だし。
地方で町づくりするためには
地方はチャンス。
都市部に比べて余白がいい意味であること。
余白があるってことは、、課題=コンテンツになる。
公共性を上げるより、若干間違えている町の方が希少性がある。
希少性とは、そこの場所にしかない魅力で、イタリアのベネチアっていうのがひとつの成功例。
ベネチアって町の中での交通手段が少なく、車で乗り入れはできずに、船などを使うなどめちゃくちゃ不便。
それでも、景観や文化などそこでしか味わえない魅力があるので多くの人が訪れている。
例えば湯布院温泉って有名で知っていると思うが、実際に何があるか分からないし、友人の結婚式などがなければなかなか行く機会がない。
その場所で、1日のスケジュールがコーディネートできないと観光客は動かない。
それもあって地元でも、根回しを大事にしてます。順番決めて動くようにしてますね。
大阪のよしもと難波グランド花月は年間を通して満席になっているが、ルミネザよしもとはガラガラな時が多い。実際に有名どころはルミネザよしもとの方が出演はしているんですが、東京ではは1日をコーディネート出来ていないのが原因としても考えられる。
大阪ならUSJ行って、たこ焼きたべて、よしもと見てお好み焼き食べてというように1日がコーディネートできる。
地方でスターバックスを誘致すると、地方が盛り上がるって風潮がある。
全国どこでもあるスターバックスが来ても、誘客できるわけではなくって地方としての特徴が一つなくなってしまう。
人気の店では人は来ない。
まぁ、この越前中央公園にもスターバックスがありますが・・・・。
根回しについて詳しく
西野さんは根回しが非常に大切。
人が怒る理由に「俺は聞いていない」というのが9割ぐらいある。
そういう意味で地元との交流が重要になってくる。
自分なら、
①スナックをつくる
②盛り上げる人と地域の人の交流の場をつくる
③建築の段階になると、1軒1軒歩いて挨拶にまわる
兵庫県川西市の住宅街の中にデカイ美術館をつくろうと考えている。
あと50mの時計台も考えている。
時計台ならどこでもあるが、50mというと時計が見えないぐらいバカデカイ。
取り組みを理解しない人。協調性のない人は絶対にいるのでインセンティブ(目標を達成するための刺激)などは必要となってくる。
特に世代で年配の人は、今のまま静かにゴールを迎えたいという声が多いが、あなたにとっては良いが、自分の子共、孫の代を考えたらどうですか?という流れで話する。
住民のカルテを使って、家族構成などの情報を管理し、挨拶の順番なども抑えておくべき人などをしっかりしておかないと大変です。
箕輪さんは、社内での調整レベルなら根回しもそれほどではないが、街づくりなんかになると大変。自分には絶対出来ない。
絶対に理解しようとしない人に対して、インセンティブを目的のベクトルを向かせる作業が必要でとなってくる。
福井県って何もないんです
西野さんは地元愛などは、20歳代の頃はなかったが、今では小中高の同級生などがスタッフとして働いてもらっているので同窓会のような雰囲気になっています。
地元は衰退してきているが、自然・歴史・神社仏閣などは凄いコンテンツが揃っている。
何もないことが価値であり、田舎の景色を使って
最先端の街ニューヨークや東京などを見てきたことで、地域の価値に気づいた。
地元で住んでいただけでは気づかなかったことで、ビジネスをするなら最先端に触れておいたほうがいいですね。
本や雑誌などの紙媒体について未来は
本や雑誌に未来がないという考え方はなく、使い方をどうするか、どういう価値があるかを考える。
思考があればコンテンツ利用もすることが可能。
例えば、90年代のCDは、CDラックがあって部屋に置いていてもインテリアとしてもオシャレだった。
絵本も読むということ以外に、インテリアとして考えている。
西野さんの絵本はカバーをはずすとロゴは入っているだけで、「西野亮廣」の名前も入れていない。
寄付用の本という考え方で、認知度が上がれば、寄付品として考えてもらえる可能性もあり、自分の利用なら1人1冊だが、1人100冊買ってもらえることも考えられる
自分の場合は、とりあえず小さいところで世界一になる。
フィリピン最大のスラム街には、1万人の子供がいると言われている。
頑張っても1万人の子供に配ったら、フィリピンのスラム街の子供が全員持っている本になる。
全員持っているというのは、どこでも使える名刺となる。
お二人のSNSの使い方
最近は、インフルエンサーと呼ばれる、インターネット上で拡散する力を持っている人の力も落ちてきている。
本当に人を感動させることを伝えるのがインフルエンサーであり、そもそもの事由がある人はバズらない。
ツイッターなどでバズるなどは少し前のことで、サロンなどのコミュニティ内の方が、鎖国性をつくって賛同している人がはいっているので形にするのが早い。
ツイッターなどは、横やりが入るなどが入ることも多い。
ビジネスを行うにあたって、根まわりとスピード感は大切で、全部が全部予想できている訳ではない。
進めていく中で、帳尻を合わせていっている。
うまくいったことを、伝えるのにビジネス書で本としてまとめる時に理論ができて秘伝書が出来ている。
計画書だけで、完璧なものをつくってゴールしても、物語がないのでファンがない。ファンがないので危険。
例えばサロンなども、うまくいっている時は人は増えないが、挑戦しているときに人が増える。
ヒット作になっているものは、型があって、感情移入できるように感情曲線が出来ている。
一度は失敗して、もう一回頑張る。
この瞬間に人が増えていく。
PDCA(「Plan=計画」「Do=実行」「Check=評価」「Action=改善」)で、仮説をたてて検証し、実行していくことが大切。
最近では、Doからはじめることから、ファンができない。
ストーリーの部分でのピンチ。どうやって解決していくかが非常に大切。
まとめ
実は第1部が、夜中運転してきた疲労から意識が飛びまくりでした・・・・話を聞きたかったメンバーだけに残念でした・・・。
そして2部は異次元~でもすっと話が入ってくることに驚き!?
第一声から空気をもっていくところとひとつひとつの言葉に意味がある。
僕は何も動きませんが、刺激をいただいてきましたよ。
このイベントを運営していたのは地元の学生ってことで意識高すぎですね。
登壇者のみなさま、主催・運営のみなさまおつかれさまでした。