2018(平成30年)9月2日(日)に、三重県松阪市飯高町の道の駅飯高駅上流付近でMCA松阪市カヌー協会(櫛田川の香肌峡を中心に活動するカヌーの普及活動団体 )、三重県カヌー協会が主催する「第1回香肌峡カヌー大会」が開催され出場してきました。
もともと専門というか、普段からはシーカヤックがメインで、川といっても宮川をゆったり下るツーリングぐらいでそれほど経験がありません。
ひょんなことから誘っていただいて、1回だけ練習させていただき、初めての大会で参加者も少なくってエンジョイレベルなのでっていうことで参加させていただくことになったのがきっかけです。
目次
第1回香肌峡カヌー大会とは
第1回香肌峡カヌー大会が開催されるにあたって2つの目的があります。
①「香肌峡県立自然公園の櫛田川中流の素晴らしい自然を体感する と共に、2021年に櫛田川下流で開催される三重とくわか国体カヌー競技の啓発」
②「ライフジャケットやヘルメットを着用して安全に自然が体感できるリバーカヤックの普及を目指します」
という、目標のもとに開催されます。
コースは2種類あり、入門者向けと上級者向けの2つのコースがあり。
①飯高駅上流の瀬100m(入門者向け)
・小学生(3年生以上)の部
・中学生の部
・一般Aの部(女)
・一般Aの部(男)←今回申し込んだのはここのクラス
②飯高駅上流の瀬200m(上級者向け)
・一般Bの部(二人乗り)
・一般Cの部(女)
・一般Cの部(男)
の7部門があり、スラロームのタイム等を競います。
実際に、今まで何回かシーカヤックマラソンなどは参加してきましたが、三重県下どころか全国でもこれほど気軽に、川でスラロームを体験できる環境って他にはないのではないでしょうか?
櫛田川は水の流れがある川なので、はっきり言って、艇のコントロールにはホント自信はないんですが、参加するだけでも良い経験になるかなって思います。
艇のレンタルなどもしているんで(僕もお借りしました)、自分の艇がなくても大丈夫です!!はまりそうなら購入という形が理想かも。
第7回志摩里海マリンフェスタ(2018)は英虞湾をシーカヤックで漕ぐ
詳しくはこちらの記事をご覧ください
第1回香肌峡カヌー大会を開催
申し込みをしたものの、本当に大丈夫か不安を持って当日開場へ向かいました。
開催場所の道の駅飯高駅へ到着し、受付を済ませます。
ゼッケン番号は10番。
ライフジャケットは普段から使っているんですが、ヘルメットがなくって自転車用のものを流用しました。
開会式が行われ、競技の説明もろもろ。
参加者はそれほど多くなくってこじんまりとした大会です。
あまり気張らずにこれぐらいの方が楽しいですね、、、何より参加者の少ない入門者向けのクラスを申し込んでいるんでうまくやれば、上位入賞する可能性もありますよね。
開会式も終わり、早速コースのある川へ下っていきます。
山を切り開いた道なので急勾配なのと先日の雨によって滑ってひやひや。
少し水の量も多いみたいで、ザーザーいい音してて、素人から見ると結構怖いんですけど・・・・。
ゲートも実際に公式で使用するものを使っているので本格的なんです。
色とりどりのカヤックが準備してあります
カヤックをお借りして少々練習させてもらます。
シーカヤックとの大きな違いは、流れがかなりあるので操作の正確性や確実性をものすごく問われます。ミス1回が命取りになるんで。
何より下っていったら艇をかついで持ってくるのもなかなかしんどいですしね。
めんどくさいですが、それが苦なく出きる人にしか、リバーカヤックは向かんって言われた記憶があり、納得。
ただし、下っていくスピード感と岩をかわすなど操作感は海ではなかなか味わえません。
テクニックを練習してこなかった自分にはなかなか厳しい競技です。
カヌースラローム競技のルールは
簡単に説明すると、スタートからゴールまで、急流に設置されたゲートをゲート番号順に漕ぎ下りる所要タイムを競います。
ただし、ゲートには、上流から下流に通過するダウンゲート(緑白ポール)、下流側から上流側に通過するアップゲート(赤白ポール)があります。
正しい順序とゲート不通過、ゲートへの接触、逆方向からの通過はペナルティがタイムとして加算されるので、スピードと正確性の必要な競技です。
初スラロームにチャレンジ
大人になってなかなかない感覚「ドキドキ」
まさにこの心境で、、、負けたくない負けず嫌い感とワクワク感も感じます。
まぁ、一般Aの部(男)の入門者向けのクラスなので流れに逆らってゲートをくぐる必用がなく、真っ直ぐゲートをくぐって進むだけなのでなんとか大丈夫!!
接触さえしなければ全力で漕ぐだけです。
もちろん漕いでいる時の写真はありません。
一瞬というか無事まっずぐ漕いでゴール!!
ゲートにも接触もなかったので好タイムなはず。
1分もありませんでしたが今まで経験のない濃密な時間でした。
昼食タイム。
少ししか濃いでいないのにこの空腹感。
飯がうまいです。
そして第1回香肌峡カヌー大会は続く
お昼からは僕の出番はないのでめちゃくちゃ余裕。
という訳で、運営側のお手伝いでゲートの審判なんてものもやらせていただきました。
公式の競技とまったく一緒の方法らしく、接触や不通過などの情報を紙ベースにチェックしていきます。
ルールが分かってくると、更に見る側としても楽しくなってきます。
一般Bの部(二人乗り)のクラス、、、流れをものともしない。
1人で凄い!!!
そして上級者の皆さんはやっぱり凄い。
流れに逆らって漕ぎ進む。
僕なら力尽きて流されるか、ひっくりかえされるレベル。
川の流れを見る力やテクニックが全然違いますね。
沈などはありましたが、ワイワイ楽しく何事もなく無事競技も終了。
いよいよ結果発表を待つばかりとなりました。
そして第1回香肌峡カヌー大会結果発表
開会式を行った芝生広場で閉会式です。
松阪市の竹上市長からの挨拶をいただき、賞状もいただきます。
そして、僕の出た一般Aの部(男)では・・・・・
優勝させていただきました!!!
初級ですが、、、、
コースがほぼほぼ真っ直ぐですが、、、
参加者が5人ですが、、、、、
それでも、人生の中では数少ない優勝なんで素直に嬉しい♪
こちらが賞状
そして金メダル
一番嬉しいのがこの包み紙
なんと飯高町の特産品詰め合わせ
・香肌峡酒かす飴
・こんにゃくすい~つ
・とっとき焼きねぎ地味噌
・とっとき味噌豆
・さしみこんにゃく(あおさ、ショウガ)
・キクラゲとアオサ海苔の佃煮
が入ってました。
こちらの商品は道の駅飯高駅で購入できます。
最後に、リバーカヤックを購入して、次回は上級に出場しますって言ってしまったので、カヤックを探さないといけません。
○まとめ
普通ってスラロームってやる機会ってめったにないと思います。
初心者から上級者まで参加できる大会で、サポートもしっかりしているので、まずは体験したい方は、香肌峡カヌー大会に出場されてはいかがでしょうか。
大人になってもワクワクした気持ちを味わえると思います。
何よりマイナースポーツであるカヤックですが、三重県は海・川がある最高のフィールドなのでこのようなイベントをきっかけに盛り上がってくれればと思います。
香肌峡カヌー大会の運営等していただいた皆さんお疲れ様でした。
ありがとうございます。
あと、平成31年度三重県カヌースラローム記録会・ワイルドウォーター県大会が平成31年4月14日に開催されます。
興味のある方は問い合わせてみてくださいね!!!