某テレビ番組や某雑誌、インターネットで日本一濃厚どろどろのラーメンが愛知県安城市にあるということで長年気になっていました。
噂によるとレンゲがスープに立つほどってことで、チェーン店の天下一品のこってりスープもどろどろですが、レンゲは立たないし過剰なコメントかなってイメージ。
ただし、こってり好きとしては絶対に食べておきたいラーメンですね。
人気のお店なんで、2時間前に到着しましたが、ちょっと早すぎたと思っていろいろ時間つぶししていたのが仇になってしまい、既に大行列で駐車場もいっぱいになっていました。
大岩亭とは
日本一濃く、日本一粘度があるラーメンが食べられる大岩亭。
とにかくこだわりとビジュアルはハンパなくって、コアなファンで常に行列が出来る人気店です。
が、、、看板見てもらって分かると思いますが、手書きでレタリングしてあり、なんともいえない感じ。
前情報がなければちょっと入らんかなぁ。
スープは豚の頭・丸骨・豚足・昆布・しょうが・椎茸・玉葱を加えて煮込んだスープです。
タレは2種類の濃口醤油・たまり醤油。椎茸・煮干・鰹節・昆布を煮立て最低一週間寝かした物を使用します。
チャーシューは豚バラ肉を継ぎ足して十分に熟成させたタレに一晩寝かせたものです。
魚介類の味わいと風味を損なう恐れがあるので胡椒を置いてないんですって。
駐車場は共同駐車場で13台程度ありますが、キャパ的には全然足りない状況に、店主が出てきてオープン時間を過ぎても車の誘導をしています。
オープンして案内されるが、この手のお店にありがちな1人客が多くって、店内は全てテーブル席で1人でも1テーブルを占有することからめちゃくちゃ効率悪くって、次って時に、満席になり1巡目を逃してしまいました。
まぁラーメンやで回転も早いしすぐかなって思っていたらこれが甘かった。
店内はおせじにもきれいとはいえない店内です。
壁ははげてる、床ははげてる、黒ずんでいるなどなど。
6人ソファー3つ、2人テーブル4つぐらいやったかと思います。
とにかく贅沢すぎるくらい空間を余裕を持っています。
レジ前には、有名人のサインが飾られています。
オペレーションが恐ろしく遅くってというか、ラーメンが2個づつしか出来上がらないので、1巡目のお客さんもめちゃくちゃ暇そうに待ってます。だいたい30分ぐらいかかってたように思います。
僕らも暇そうに待ってます。
結局、席につくまでに1時間ぐらいかかってしまいました。
大岩亭の店舗詳細情報
名称 | 大岩亭 |
---|---|
住所 | 愛知県安城市緑町1-16-9 |
電話番号 | なし |
営業時間 | 11:00~14:00 17:00~21:00 (スープが無くなり次第、閉店になります。) |
定休日 | 月曜日・お盆・年末年始 |
サイト | なし |
大岩亭のメニュー
大岩ラーメン特鳥 1,000円 ねぎラーメン特鳥 1,000円 のりラーメン特鳥 1,000円 辛いラーメン特鳥 1,000円 チャーシューメン特鳥 1,150円 ねぎチャーシューメン特鳥 1,150円 のりチャーシューメン特鳥 1,150円 大岩ラーメン 850円 ねぎラーメン 850円 のりラーメン 850円 辛いラーメン 850円 チャーシューメン 850円 ねぎチャーシューメン 1,000円 のりチャーシューメン 1,000円 替玉 100円 温玉 50円 ぎょうざ 250円 生ビール 400円 |
湯きりのかけ声も聞けた。日本一濃い豚骨スープを作る店主はキャラも濃い
下調べも出来ているのでねぎチャーシューメン特鳥(1,150円)を注文します。
とくちょうと読みます。
注文してからもオペレーションは変わらないのでのんびり待ちます。
そして、この店の特徴は濃いラーメンだけではなくって、もぉひとつの名物が湯きりのかけ声。
あ~い!!!!!!
店内に響き渡りますね。
でも、まわりのお客さんも何回も聞いて飽きはじめ。
普通の騒音になってます。
という訳でやってきました。
通常の豚骨スープの上に鶏ベースのスープというかペーストのようなものがかかっています。これが日本一の濃いラーメンの大事な部分。
多分、豚骨スープだけではたちませんが、このペーストの真ん中にレンゲを刺すと本当にたった!!
不安定さはまったくなくって、余裕で立ってますよ!!
これは絶対に写真を残しておきたいですね。
麺の写真はのっていませんが、早速いただきます。
これはスープというか半分は固体で??
麺は太めでちぢれているのでスープに絡みすぎてしまう。
ただし、旨みをしっかり引き出したスープとペーストのようなスープの味が濃い目で甘みがしっかり。
めっちゃ好きな味です。今まで食べたどの豚骨スープでもトップクラス。
でも、こってりが大好物の自分でも、、、ちょっと無理。
もぉ泥のレベルの粘度ですよ。
中には、骨の粉みたいなものや、いろんなものが残っており、滑らかな食感とは言いがたいものがあります。
あとチャーシューやねぎなども入っていますが、この圧倒的なスープには勝ち目なく、存在感がありません。
スープが進まないので、サービスのご飯をもらいます。
天一飯じゃなく、大岩飯にしていただきます。
腹をつめたいのではなくって、どちらかと言えばご飯と食べることによって味を和らげるのが目的です。
これで食べると新たな丼が完成って感じ。
これだけ濃い旨みが出ているスープとの相性は抜群やね。
なんとか麺を食べ終えましたがスープを全部飲むのは無理でした。
食べ終わったらコラーゲンで唇がベトベト。
明日はプルプルになっているかな。
なんとか完食して店を出ると本日スープ切れですって。
オープンしたばっかりやのに早っ。
まとめ
あ~い!!!!!!のかけ声が聞けてよかったなぁ。
もぉ、飲食店というかエンターテインメントの面白さ。
このラーメン自体は食べる人を選びますし、おいしいんですが、僕自身も最後まではかなりハード。
この上のペーストを何かの調味料にしたら絶品な気がする。
この経験はいつか役に立つ。
訳ないかなぁ。ラーメンとは違う他の何かですね。