山小屋って宿泊したことありますか?
テントよりは良いですが、いったいどんな過酷な環境で宿泊するのかって考えたりしませんか?
僕は本心してました。
以前から、大台町にある日本三大峡谷にもなっている大杉谷には行きたいと思ってて、やっとそのタイミングがやってきました。
調べてみると、桃の木山の家は山小屋といえども250人を収容できるという想像していた山小屋とはかけ離れたもの?!
大杉渓谷のど真ん中で、何時間もかけて山を登っていったところにそれほどの施設があることが衝撃的ですよね。
大杉谷登山道からの詳細についてはこちらをご覧下さい。
https://www.nakasete.com/odai-osugidani0521/
https://www.nakasete.com/odai-osugidani0522/
目次
桃の木山の家の基本情報
名称 | 桃の木山の家 |
---|---|
住所 | 三重県多気郡大台町大杉谷 |
電話番号 | 0597-32-2052 |
営業日 | 4月中旬から11月下旬 |
サイト | https://www.momonokigoya.jp/ |
宿泊者数 | 250人 |
※宿泊料はチェックイン時に現金で支払い(前払いとなります)
宿泊料金
1泊2食 9,000円
素泊まり 5,500円
個室(別途料金)
4名様部屋 2,000円
6名様部屋 3,000円
※平均すると人さま500~1,000円程度
日帰りご休憩 500円
※環境保全費としてご協力をお願いしております
お弁当 1,000円
※お弁当は予約が必要です。
桃の木山の家の設備
テレビも冷蔵庫も、エアコンもヘアードライヤーもありません。
もちろんインターネットも不可ですよ。
何もありません。
自動販売機はありませんが、ジュースやビールはフロントに水に冷やしてあるものがあります。
少しだけ値段が高くても、重い荷物持っていくよりはここで買うに限りますね。
よく冷えていますし。
桃の木山の家に到着
長い長い登山道を歩いてきて、やっとのことで桃の木山の家に到着です。
吊橋の向こうに見える大きな建物を見て、これが山小屋って感動しましたよ。
この光景は非日常。
吊橋の下には大きな岩がゴロゴロして、水の流れも激しくって
まさに秘境という名にふさわしいですよ。
向かって左側にも建物があり、宿泊者数250人はダテではないですね~。
桃の木山の家の部屋
到着して、早速寝る部屋へ行きます。
個室をおさえていないので雑魚寝の畳部屋。
かなり広い部屋で結構キレイなので居心地も悪くないです。
ザックなどの荷物は基本的には部屋には入れずに邪魔にならないように廊下に置いておくんです。
桃の木山の家で過ごす
ちなみに大台ヶ原、大杉谷への目安時間が書いてあります。
どっちに行っても時間かかるなぁ。
入浴時間は5:30~7:00です。
汗だくなので早く入っておきたいのですが、1回に入れるのが4人ぐらいで、この日はお客さんも多くて200人はいたかなぁ~予約なんかもできないので何回か覗きにいってタイミングをはかるしかありません。
タイミングをはかって無事に入浴。
湯船があってシャワーなんかもないので、桶で頭から洗います。
ボディーソープなども使用禁止なのでお湯だけで洗いますが、気持ちいいなぁ。
時間厳守でこれを逃すと入れませんので注意して。
夕食までは時間があるので、小腹がすいたので外のテーブルで宴会。
いや~自然しかない空気のきれいなところで最高ですよ。
どんだけでも入っていくわ。
肉の変わりにウインナーの酢豚うますぎ。
桃の木山の家の夕食
山小屋は特に娯楽もないので楽しみはやっぱりご飯ですよね。
夕食は食堂のキャパがあるので4部制になっています。
受け取った札の色で食事時間が決まっており、食事は30分以内厳守。
赤 5:00~5:30
白 5:40~6:10
青 6:20~6:50
桃 7:00~7:30
私達は、、、、、初心者集団で体力もなかったので最終の部です。
やっと時間がきて、食堂へやってきました。
セルフシステムで、桃の木山の家名物のカレーととんかつ。
もぉ、この組み合わせってことはガッツリカツカレーです。
ボリュームは十分、、、、山小屋でこんなおいしそうなもの食べれるなんて。
カレーは、ひき肉が入ったタイプで、具材は控えめですがしっかり旨みが出ています。
粘度は弱めでさらさらっといただけます。
カレーの香辛料の香りが食欲そそりまくり。
とんかつはそれほど厚みはありませんが、肉が食べれる喜びがありましたよ。
必死に歩いてきて、空気のきれいな山の中で食べる食事はおいしいに決まってる。
就寝
夕食を食べ終わると7:30。
消灯時間が8:00と山の夜は早いんです。
年配の方々は既に寝ているようで。
全然眠たくない訳ですが、寝るしかない。
若い人らは外で小声で話しているが、声がめっちゃ入ってくる~。
布団もあるので安心です。
起床すると・・・・・
ちょっとゆっくり寝てて、起きると見事に誰もおらん!!!
皆さんきれいに布団をたたんである。
窓から見るとしっかり明るいし、登山日和で気持ちいい。
桃の木山の家の朝食
朝食は鮭、ウインナー、卵、こんにゃく、漬け物、お味噌汁、ご飯と日本の朝ご飯です。
量的には少し物足りないものはありますが、栄養のバランスもとれており。
山小屋でこれだけ食べれたらいいですね。
桃の木山の家のお弁当
桃の木山の家から大杉谷登山道入り口に戻るには、行きに来た長い道のり。
やっぱりお弁当は必須ですよね。
予約しておいた、お弁当を途中の河原でいただきます。
お弁当は、山で持ち運びやすいようにコンパクトでおかずはウインナー、たまご焼き、こんにゃく、しゅうまい漬物。笹につつまれたのはおにぎりと思いきや中華チマキ!!
しっかり甘めの味付けがされており、中のお肉がほろほろで絶品。
この濃い目の味付けが疲れた体にちょうどいい~。
まとめ
山小屋って聞くと薄暗くってあまりキレイなイメージがありませんが、新しい建物ではないですが味があってきれいに掃除が行き届いています~。これだけの自然の中で宿泊するってだけでリラックスできるし、凄くワクワクする空間でした。
宿泊料はそこそこですが、2食ついてこの内容なら全然ありですね。
大杉谷登山の先にこれだけ立派な山小屋があれば安心して登山が楽しめますね。
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