出張からの帰り道にどこかで夕食を食べていこうと考えたいた時に、そういえば近鉄中川駅裏のイタリアンのAvanti(アバンティ)がカツレツAvanti(アバンティ)に、昨年末に業態転換したという情報を思い出して気になったので寄ることに。
以前はイタリアンってことで、金額や雰囲気的になかなか入りにくかったが、カツレツなら1人でも問題ないかなということで寄ることにしました。
カツレツの看板が特徴的ですが、外見はイタリアンの雰囲気が残っているので、なんとも高級感を感じます。
目次
カツレツAvanti(アバンティ)について
お店の立地は説明しにくいですが、近鉄中川駅裏から徒歩2,3分で住宅地の一角にあるお店です。
目印にはなりませんが、エビ料理で人気のF.DININGの隣のテナントで営業しており、上の階はアパートになっています。
駐車場はテナント前に共同で10台程度あったと思うので問題なく駐車できました。
ディナー営業が始まってすぐの、17時過ぎだったのでお客さんはいませんでした。
店内はおしゃれでイタリアンの雰囲気があり、凄く静かで大人向けって感じです。
1人で行ったのでカウンター席に案内されたのですが、真っ赤なカウンターがインパクトがありまくり。カウンター席は全部で6席あり1人でも気軽に来店できます。
1人の席幅も余裕があって座りやすいのと、調理場との境の壁も高いので、目線なども気にする必要がなくっておりやすいです。
テーブル席はカウンターの後ろに2人席、4席席、6人席があり、壁側がソファー、対面が椅子でブラウンの落ち着いた雰囲気です。
とんかつと思って書いていますが、実際はカツレツなんですね。
調べてみるととんかつは豚に小麦粉、溶き卵、パン粉をまぶして衣をつけて揚げた肉料理で、カツレツは豚肉に限らず他の素材に衣を付けて揚げた料理をさして言うそうですが、まぁ一緒ってことですね。
カツレツAvanti(アバンティ) 店舗詳細情報
名称 | カツレツAvanti(アバンティ) |
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住所 | 三重県松阪市嬉野中川新町2-43 カンタベリー3 |
電話 | 0598-67-7293 |
営業時間 | 11:00~14:30 17:00~22:00 |
定休日 | 毎週月曜定休(祝日の場合は営業、翌日振替休日) |
サイト | https://katsuretsu-avanti.com/ https://www.instagram.com/katsuretsu_avanti/ |
カツレツAvanti(アバンティ)のメニュー
ヒレカツ(100g) | 1,080円 |
上ヒレカツ(150g) | 1,480円 |
特ヒレカツ(200g) | 1,880円 |
ヒレカツ(100g)と大海老フライ(1本) | 1,880円 |
ヒレカツ(100g)とロースカツ(120g) | 1,880円 |
ロースカツ(120g) | 980円 |
上ロースカツ(180g) | 1,480円 |
厚切りロースカツ(250g) | 2,180円 |
特厚切りロースカツ(250g) | 2,680 |
松阪牛イチボのグリルステーキ | 6,980円 |
松阪牛ヒレのグリルステーキ | 9,800円 |
松阪牛シャトーブリアンのグリルステーキ | 13,800円 |
松阪牛特選シャトーブリアンのグリルステーキ | 17,800円 |
ヘルシーチキンカツ | 880円 |
松阪牛ハンバーグ | 1,780円 |
大海老フライ(2本) | 1,980円 |
浦村産カキフライ(10月~3月限定) | 1,780円 |
松阪牛のカツレツ | 3,780円 |
※全てセットでサラダ、ご飯、赤出汁が付きます
あとドリンクメニュー
テイクアウトも可能です。
かごしま黒豚のカツレツはほんのりピンクで軽く噛み切れる衝撃食感でした
価格帯はお店の雰囲気を考えるとディナーで980円からってことで比較的安めの設定です。メニューが豊富なのでかなり悩みましたが、初めてなんでヒレとロースを味わってみたいと思い、「かごしま黒豚カツレツのヒレカツ(100g)とロースカツ(120g)(1,880円)」を注文します。
そして、注文してから待つこと数分~10分程度かな。
揚げている光景を見ていたのですが、豪快にジューって揚げるんではなくってシェフがその場でしっかり温度管理しながら、繊細に揚げているような光景に見えました。
こちらのお店のこだわりがあったのでご紹介します。
○かごしま黒豚の特徴
・食感
肉の筋繊維が細かく、キメが細かい為、歯切れがよくやわらかい。
・味
アミノ酸や中性糖等、旨み成分含有量が多い為、旨みや甘みを感じやすい。肉の保水性が高い為、肉質がしまり水っぽさがなく、ジューシー。
ロースは柔らかくキメが細かい。脂は少し多いが旨みは強い。
ヒレは豚肉の部位の中で最も柔らかい。脂がほとんどない赤身肉。
トップブランドの鹿児島県産 六白黒豚を使用しているそうです。
とにかくかごしま黒豚の肉質にはこだわってますね。自信を感じます。
最初の一口は岩塩とマスタードがおすすめ!
そして、口直しに千切りキャベツを一口。
キャベツの水水しさと奄美が黒豚の旨みをより一層ひきたてます。
上・特・厚切りの定食にはとんかつ醤油と生おろしわさびをお付けしております。
次の一口は是非、とんかつ醤油と生おろしわさびでお召し上がりください。
最初に赤出汁やソースを口に入れてしまうと黒豚本来の旨みが感じにくくなります。
ここまで具体的に食べ方書いてあるとめちゃくちゃ研究している感があって期待が高まります。本当にかごしま黒豚を味わって欲しいって。
やってきましたかごしま黒豚カツレツ。
ヒレカツ(100g)とロースカツ(120g)なんで、それほど量がなさそうなイメージでしたが、しっかり盛ってあり2種類あるのが嬉しい。
衣の色はかなり薄めでヒレ肉の断面はほんのりピンクです。
調味料は左から岩塩、とんかつ醤油と生おろしわさび、トンカツソース。
あとはマスタードです。
まずはほんのりピンク色のヒレ肉からいただきます。
お店のおオススメの食べ方の岩塩でいただきます。
ホント衝撃的やったんですが、一口食べるとこの厚みからは考えられないぐらい柔らかくって、繊維が細かいの意味が分かるぐらい力を入れずにすーっと噛み切れてしまう。
ヒレ肉って柔らかくて淡白なイメージがありましたが、これが噛むとしっとりした肉感と肉汁しっかりでジューシー!!!
脂身がないのに旨みが強くって今までどこで食べたヒレ肉よりうまい。
そのあとキャベツを何も付けずに食べると、キャベツの切り方も細くって何もつけなくても、黒豚の余韻で十分美味しく食べれます。
それでキャベツに付けるドレッシング類がないこだわりなんやな。
※後から気づいたドレッシングはお申し付けくださいって書いてあった。
次はロース肉をいただきます。
こちらは程よく脂がのっており、とんかつ醤油と生おろしわさびでいただきます。
とんかつ専用の醤油なんですね。
ヒレ肉ほどではないが、もちろん柔らかい食感で、こちらは驚くほど脂に旨みがあります。醤油のしっかりした味とわさびの辛みを程よく、まろやかにしてもらえるのでこの食べ方もおいしいな。
ヒレには岩塩、ロースにはわさび醤油がオススメ。
たまにアクセントでマスタードを付けるのもよし、とんかつソースはおいしいけど他の食べ方の方が黒豚の味が楽しめますね。
こちらのカツレツの調理は、低温揚げと予熱調理という技術を使っているそうで、じっくり火を通すのでめちゃくちゃ柔らかく旨みがしっかり残っています。
高温で揚げられたものでないのでサクサクというわけではありませんが凄く上品でしっとりした食感。
過去に食べたトンカツの中でもトップクラスかと思いました。
ヒレカツ(100g)とロースカツ(120g)で220gでは少ないかなぁと思っていましたが、揚げ物なのもあり、ご飯がしっかり食べれるので腹いっぱいになりました。
ご飯はお茶碗小さいですがお変わりし放題です!
その場で、アプリを導入するとバニラアイスor季節のシャーベットをプレゼントにつられてインストール。
季節のアイスはマンゴーアイスで、黒豚の脂の口になってたのを、マンゴーアイスですっきり。甘味が強すぎずすっきりしたおいしいシャーベットでした。
大満足の食事です。
アプリがポイントカード代わりになり、その都度お得情報なども送られてくるので要チェックですね!!
さいごに
カツレツの味って今までいろんなお店で食べてきたので想像の範囲内のはずでしたが、ここのはそれを越えてきたのでビックリでした。
低温揚げと予熱調理のカツを食べたのが始めてだったんですが、過去に食べたものとまったく違う食感と味に感動しました。自信を持って推薦できるお店です。
スタッフの方も凄く接客がしっかりしており、スマートな対応もよかったし、何より見てないと思われるのに水のタイミングが完璧で、ご飯のおかわりも声かけしてくれ素晴らしかった。
その場でアプリをインストールしたらデザートですが、結構容量もあるので時間がかかってしまった。容量も結構使ってしまいましたが、後から考えたらwifiあったのかな??